立教大学、学生が富士通の技術を利用した新商品・サービスを提案

立教大学経営学部は、このたび、2014年4月より株式会社富士通総研(以下富士通)などと開講してきた産学共同プロジェクト「アイデアソンプロジェクト」の成果発表会を行った。

 

「アイデアソン」とは、「アイデア(Idea)」と「マラソン(Marathon)」を組み合わせた造語。設定されたテーマに基づき様々なアイデアを出し合いながら、より優れたアイデアを生み出す参加型のイベントのこと。

 

今回は、「学生に身近な社会課題を富士通の技術を利用して、新商品・サービスを提案する」をテーマとし、プロジェクトを推進。学生たちは、新技術の動向を知るために富士通フォーラムの見学を行い、新商品・サービスの企画・提案を行った。

 

発表会では、学生たちが新商品・サービスのアイデア概要を、映像などを使いながら90秒で紹介。その後、特設ブースにて、グループごとにパネルやタブレット端末を使いながら、来場者へアイデアの詳細を説明した。

 

学生たちの企画は、富士通のプロフェッショナルや外部審査員などにより、市場性、将来性、新規性、生活者視点の4点から厳正な審査を受けた。その結果、すれ違い通信技術や、富士通独自のSPATIOWL(スペーシオル)と呼ばれる位置情報サービスの技術を用いて、他人のファッション情報を交換するアプリ「ファストパス」を提案したグループが高い評価を受けた。

 

立教大学では、本プロジェクトを契機に企業とのコラボレーションをさらに深め、大学と企業との新しい形の産学連携と社会的イノベーション共創に向けてチャレンジを進めていく考え。

 

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