文部科学省、「国際化学オリンピック」参加生徒の成績を発表
文部科学省は、このたび、ベトナム(ハノイ)で開催された「第46回国際化学オリンピック」に参加した生徒の成績を発表した。
国際化学オリンピックは、1968年に東欧3か国(ハンガリー、旧チェコスロバキア、ポーランド)が始めた高校生の学力試験から発展した、1年に1度開催される「化学」の国際大会で、世界の高校生が一堂に会し、化学の実力を競うと同時に交流を深めることを目的とする。
日本は、2003年から参加を開始し、毎年4名の生徒を派遣。本年のベトナム大会には、75か国・地域から291名の生徒が参加し、日本は金メダル1名、銀メダル2名、銅メダル1名受賞という好成績を収めた。
金メダルを獲得したのは、福永隼也さん(白陵高等学校3年)。銀メダルを獲得したのは、正田浩一朗さん(白陵高等学校3年)と、森田峻平さん(筑波大学附属駒場高等学校3年)。銅メダルには、林杏果さん(豊島岡女子学園高等学校3年)。なお、福永さん、正田さんは2013年の国際化学オリンピックでも銀メダルを獲得している。