九州大学、地域・学生・卒業生の交流施設「新亭々舎」誕生

九州大学は、このたび伊都キャンパスにおいて新たな福利厚生施設となる「新亭々舎」を着工する。

 

かつて同学六本松キャンパスにあった学生集会所「亭々舎」は、学科や部活・サークル等のコンパや合宿などに利用され、学生たちが将来を語らう場として親しまれていた。こうした場を伊都キャンパスにも欲しいという思いから、新亭々舎建設へ向けたプロジェクトをスタート。

 

プロジェクトは、卒業生を中心とした一般社団法人「九大OB相談のる研」のサポート、また多くの個人、法人、同窓会などからの寄附や協力があり実現。同学農学部附属演習林からは、建設に向けて樹齢約100年の桧を含む約100本の木材提供を実施。

 

六本松亭々舎の思い出を継承するため、解体前に建物の材料の一部を保存し、「新亭々舎」の部材として活用するほか、六本松亭々舎の面影を継承し、文化と歴史を感じさせることをコンセプトに、新たな100年において交流と創造の拠点となるような空間を目指す。

 

【「新亭々舎」建築概要】
●構造・規模:木造平屋建て 延べ床面積 約380平米
●設計:有限会社 阪根宏彦計画設計事務所
●施工:株式会社 林建装
●着工時期:平成26年9月
●竣工時期:平成27年3月(予定)

 

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