日本大学、産学連携デザインプロジェクトで牛乳パック商品化

日本大学藝術学部デザイン学科は、日本製紙株式会社との産学連携デザインプロジェクトにより新形状の牛乳パックを提案し、2014年8月29日から四国乳業株式会社より製造販売された。

 

同プロジェクトは6年前(2008年)に1年間かけて実施され、その後日本製紙にて様々な実験、検証を経てようやく商品化されたもの。

 

従来の屋根型紙パックは、50年以上、形を変えていない紙容器で、軽量でコンパクト、飲んだ後はリサイクルできることから、様々な飲料カテゴリーに使われている。新形状の屋根型紙パック『NP-PAK+R』は、従来型に比べて屋根部シール部分が広くなっており、冷蔵庫から取り出すときなどに“つかみやすい”形状とした。

 

具体的には、従来の屋根型紙パックの使いやすさをそのままに、屋根部の形状に曲線を組み込み、独自の形状、ユニークな非対称形状により「あけくち」側が分かりやすいことが特長。さらに、補助罫線を入れることで急須のように丸みを帯びた注ぎ口にすることができ飲料を注ぎやすくした。

 

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