文部科学省、「第8回国際地学オリンピック」参加生徒の成績発表
文部科学省は、このたび、スペイン(サンタンデール)で開催された「第8回国際地学オリンピック」に参加した生徒の成績を発表した。
国際地学オリンピックは、2007年に国際地質化学連合(IUGS)の下部組織が支援するInternational Geoscience Education Organization(IGEO)の主要活動として創設された、高校生のための地学の国際大会で、地学分野に秀でた生徒の発掘と地学学習の促進、並びに地学及び地学教育における国際交流・協力の促進を主な目的とする。
日本は2008年から参加を開始し、毎年4名の生徒を派遣。本年のスペイン大会には、21か国・地域から82名の生徒が参加し、日本は金メダル3名、銅メダル1名受賞という好成績を収めた。
金メダル受賞は、宇野慎介さん(灘高等学校3年)、西山学さん(巣鴨高等学校3年)、野村建斗さん(筑波大学付属駒場高等学校3年)の3名。銅メダルは、杉昌樹さん(灘高等学校3年)が受賞している。