武蔵野音楽大学、「江古田新キャンパス」開設、新カリキュラム導入
武蔵野音楽大学は、本年4月に「江古田新キャンパス」(東京都練馬区羽沢1丁目)を開設した。
同キャンパスは、西武池袋線「江古田」駅下車北口より徒歩4分、西武有楽町線「新桜台」駅下車4番出口より徒歩4分に立地する。
「伝統と先進の和(ハーモニー)」をコンセプトに、同大学の伝統の象徴であるベートーヴェンホールを保存・改修したうえで、6つのホールや最適な音響のレッスン室、練習室、合奏室を完備した。
また、これまで江古田(東京都)と入間(埼玉県)の両キャンパスで教育・研究を行ってきたが、2017年度よりさらなる教育・研究環境の向上を目指し、「江古田新キャンパス」に大学の教育・研究活動の場を統合。学科の再編・統合を行い、これまでの7学科を「演奏学科」と「音楽総合学科」の2学科体制とした。
新しいカリキュラムでは、各コースの専門性を一層高めることによって、専攻・専門分野に関する学生の知識欲を刺激する。また、学生それぞれの意欲や関心、卒業後に希望する進路に合わせ、さまざまな授業科目を選択できる「自由科目」を設置するなど、より幅広く学べるスタイルを用意した。