山口大学、新学部「国際総合科学部」の設置が認可
山口大学が文部科学省に提出していた新学部「国際総合科学部」が、このたび設置認可を受け、平成27年4月より開設することが決定した。
当学部は、科学技術に関する知識、高いコミュニケーション能力、課題解決能力を有し、世界・地域で活躍できる人材の養成を目的とする。
最大の特徴は、グローバルに活躍することができるよう「海外留学」に力を入れること。1年生の夏は1か月間、フィリピンセブ島にあるイデア・イングリッシュ・アカデミーで語学研修を行う。その後、2年生の秋から3年生の夏までの1年間海外留学を経験し、留学先の文化・歴史等にふれながら、幅広い知識と視野、高いコミュニケーションスキルを身につける。
また、留学終了後、引き続き同大においても英語による講義を受講し、更なる英語力の向上を図るほか、海外においてもしっかり日本を発信できるよう日本社会及び文化についても学ぶ。
入学者選抜は、大学入試センター試験及び同大が実施する個別学力検査等により行う。また、外国語検定試験を活用し、一定の級又はスコアを取得している者については、3段階の点数を用い、前期日程では個別学力検査の外国語(英語)(400点満点)の得点として、後期日程では小論文(600点満点)の得点として、それぞれ満点を上限に加算する。