大阪大学、第18回 高校生のための蛋白研セミナー8/22開催

大阪大学では、「第18回 高校生のための蛋白研セミナー(模擬講義と施設見学など)生命を彩るタンパク質」を2025 年8 月22 日(金)に開催する。

“タンパク質”というと食べる栄養素を連想されるかもしれないが、実際は、我々ヒトを含め、すべての動植物にとって欠かせない身体のパーツであり、あらゆる生命現象を支えている。タンパク質に異常が生じると我々はさまざまな病気になる。ガンや老化もタンパク質の異常による病気だ。生命を担うこの身近で不思議な物質”タンパク質” やそれが関わる生命現象について、大阪大学蛋白質研究所の研究者が初歩からわかりやすく紹介する。また、タンパク質の研究に関しての体験も用意している。

2025年は多数の方に参加していただくため、春と夏の2回に分けて実施することにした。今回は夏の企画について案内する。半日の参加で、大学の模擬講義、体験実習、施設・研究室見学・大学院生や大学生との面談からなる。対象は高校生(高専生)で、原則として学生さんの参加のみになるが、講義などに関しては同伴する保護者の方にも参加いただけることとする(事前登録した場合のみ)。

日時:2025 年8 月22 日( 金)
定員:50 人
講師:篠原 彰(大阪大学蛋白質研究所 教授)
場所:大阪大学蛋白質研究所1階講堂(大阪大学吹田キャンパス内)
参加費:無料(蛋白研までの交通費は自己負担)

【プログラム】
13:00-14:30 大学模擬授業
蛋白質・遺伝子から見える生命現象と病気についての大学1年向けの講義(遺伝病などの病気を扱うので、気になる方は事前に相談のこと)
講師:篠原 彰(大阪大学蛋白質研究所 教授)

14:30-15:00 体験実習への導入(タンパク質について)

15:00-15:15 休憩

15:15-17:15 グループに分け、以下(1)~(3)を体験
(1)タンパク質の構造を学ぶ体験実習
コロナウィルスのタンパク質の形とそこから生まれた治療薬について、インターネットを使用して学ぶ。
※準備するもの※
WiFi に繋がるPC, タブレット端末、スマホなど(スマホは画面が小さく操作性が悪いため、可能ならPC やタブレット端末が望ましい)
(2)施設見学
(クライオ電子顕微鏡、超高磁場核磁気共鳴装置のいずれか)あるいは研究室見学
(3)学生との面談

申し込み方法:以下リンク先のGoogle forms から申し込み。

https://forms.gle/6hTrDERahCBmUSJZ6

※参加受付締め切りは8月18日(月) 深夜23:59( 先着順、定員数に達した段階で締め切る)
以下の情報を記載のこと。

参加者名:高校生の名前(高校名・学年・性別)
保護者/ 同伴者の名前(参加高校生との関係)1 名の名前/ 連絡先のメールアドレスと、その方の講義の参加有無
WiFi に繋がるPC、タブレット端末、スマホなどの持参有無

・Google forms で申し込みの確認後、1週間(土日を除く)以内に予約確定のメールを送信する。返信メールがない場合は問い合わせのこと。
・メールアドレスは連絡に使用する。よく使うアドレスを使用し、アドレス名の記載は間違えのないようにすること。例年メールアドレスの記載ミスのため、返信できない場合がある。
・参加費は無料だが、現地までの交通費は自己負担。
・参加する高校生(高専生)に関しては学年不問。中学生も応募可能だが、応募多数の場合は高校生を優先する。
・保護者については、高校生(高専生)の保護者であればどなたでも可能。大学生などを含めた家族や親族の方でも、学校の先生でも対象となる。
・予約確定の際に、緊急連絡先(電話番号等)などの個人情報を教えて頂くこととなる。緊張や環境変化からか、体調不良を起こす生徒さんが実際にいるため。
・申し込みの際は予定を十分に確認し、日時を確保した上で申し込みのこと。参加の確定を受けた方は健康上などのやむなき場合を除き、参加のこと。予定の変更などで欠席の場合は、早めの連絡のこと。
・参加の際の服装は自由。また、飲み物などの持ち込みは可能。
・コロナ感染拡大の際は大学の方針に応じて、オンラインの開催になる可能性がある。
・参加後のアンケートへの回答は参加の条件となる。
・頂いた個人情報はこのイベントのためのみに使用し、イベント終了後は責任を持って削除する。

主催:大阪大学蛋白質研究所(https://www.protein.osaka-u.ac.jp/)
主催責任者:篠原 彰(大阪大学 蛋白質研究所 教授)
お問い合わせ先:Tel. 06-6879-8624(月~金の午前10 時から午後2 時まで)
共催:Protein Data Bank Japan (PDBj)

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