京都産業大学、新学科「宇宙物理・気象学科」2016年4月スタート
京都産業大学は、理学部新学科「宇宙物理・気象学科」を、2016年4月より設置すると発表した。
同科では、物理科学科との連携のもとに教育研究を行い、宇宙的な視点から自然を理解し、現代の様々な問題に対処できる理学の素養を持った人材の育成を目指す。
地球の大気圏と、それを取り囲む宇宙を研究できるカリキュラムを構築するとともに、観測実習科目を充実させる。また、学生が興味に応じて物理学全般を学べる体制を整える。
1・2年次は、力学、電磁気学、熱力学等の物理学の基盤的部分と、微分積分学や代数学・幾何学等の数学の基礎について理解を深めるカリキュラムを構築。3年次(一部2年次)には、各分野の基礎となる科目群(専門展開科目群)を設置し、専門分野の基礎知識を修得する。
また、4年次においては、国立天文台、ESA(欧州宇宙機関)、JAXA(宇宙航空研究開発機構)、京都大学防災研究所等の研究機関の協力のもと、特別研究等の教育に力を入れる。
入学定員40名を予定しており、一般入学試験、推薦入学試験およびAO入試により選抜する。(※予定であり変更が生じる場合がある。)