千葉工業大学が人気コミック「宇宙兄弟」とコラボレーション

千葉工業大学は、人気コミック「宇宙兄弟」とのコラボレーションを開始すると発表した。

 

同大学は惑星探査研究センター(PERC)を擁し、JAXA(日本)やNASA(米国)などと連携して、宇宙活動に必要とされる先端的な科学技術を研究・開発するなど、宇宙と関わりの深い取り組みを展開している。今回の高等教育機関とマンガ作品というジャンルを超えたコラボレーションは、「宇宙」と「夢を持つ」という共通の思いを持つ繋がりから企画された。

 

同大学は発表にあわせて、同コラボレーションを伝える特設サイトを開設した。今後、宇宙飛行士を目指す主人公や仲間の姿を通じて、夢を持ち、夢に向かって挑戦することの大切さを、未来を担う高校生に伝えていくという。

 

■千葉工業大学の惑星探査研究
(1)「はやぶさ2」プロジェクト
衝突装置を利用して小惑星の内部物質を回収し、太陽系と生命の起源解明を目的とする「はやぶさ2」計画において、衝突装置や分離カメラ、レーザー高度計など、ほぼ全ての搭載観測機器の開発や検討にPERCの研究員が加わりプロジェクトに取り組んでいる。

 

(2)ISS流星観測プロジェクト
国際宇宙ステーション(ISS)から超高感度CMOSカラ―ハイビジョンカメラにより流星の長期連続観測を行う「メテオ」プロジェクトをNASA、The Center for the Advancement of Science in Space (CASIS)及びSouthwestResearch Institute(SwRI)と協力して2012年から進めている。

 

■宇宙兄弟とは
「宇宙飛行士になる」という少年時代からの夢を追いかけて切磋琢磨する兄・南波六太(ムッタ)と弟・日々人(ヒビト)の姿を描く、2008年より週刊モーニングで連載中のマンガ作品(著:小山宙哉)。

 

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