大阪府立大学、「テクノ愛2014(大学の部)」でグランプリ
大阪府立大学の物理科学課程3年の岡直樹さん、岡部俊輝さん、中嶋太一さん、本間愛彩さん、脇山拓也さんが発表した「ブロッケン現象(※)を用いた光輪発生器」が、テクノ愛実行委員会主催の「テクノアイディアコンテスト“テクノ愛2014”(大学の部)」においてグランプリを受賞した。
同コンテストは、「ベンチャー精神に富む人材の育成」や「柔軟でユニークな発想の社会での活用」を目的として、高校生、高等専門学校生、大学生および大学院生を対象に広くアイデアを募り、審査・選考を行うコンテスト。今回で18回目の開催となった。
今年は490テーマ(高校の部356、大学の部134)の応募があり、11月23日(日)に二次審査に進んだ18テーマについて、パソコン・プロジェクターなどを使用しての発表や作品のデモンストレーションが行われた。
同大学の物理科学課程では、学生自らが科学実験を企画・作成・発表する実験授業「演示学生実験II」を実施しているが、その中で今回のテーマ「ブロッケン現象(※)を用いた光輪発生器」を発案し、コンテストに応募、高い評価を受けグランプリ受賞に至った。
※ブロッケン現象とは
太陽などの光が背後からさしこみ、雲や霧によって光が散乱され、見る人の影の周りに虹色の光の輪となって現れる現象。