「生徒と先生が“授業”について考えるワークショップ」 東京・千代田区で1/25開催
生徒と先生が一緒になって“授業”について語り合うワークショップ『生徒と教師が授業を考える対話の場』が、2015年1月25日(日)、グラントウキョウサウスタワー(東京都千代田区)で開催される。
対象は、生徒(高校生・大学生)と先生(中学校・高等学校・大学に勤務する)。
普段の学校だと、生徒同士で授業について話す時間はあっても、そこで先生の想いが語られることはないだろう。同じように、先生だけで授業について話し合う場はあっても、そこに生徒の声は入ってこない。
同ワークショップは、そのような生徒と先生が、「教わる側」と「教える側」という枠組みを飛びこえて、お互いの「声」を伝えあうことで、「より良い“授業”とは何か」を一緒に考える機会を提供するために開催する。
当日は、各自が考えた授業案をグループ内でプレゼンし、その授業案に対してグループ内で意見を出し合う。
また、出し合った意見をグループ内で振り返り、その後全体に共有して磨き込んでいく。
このワークショップを通じて、生徒は先生が普段どんなことを考えて授業をつくっているのか、また先生の授業への想いを理解することができるという。
主催者の難波弘二氏は、17歳で地元岡山県の高校を中退し、オーストラリアの高校に編入するが、先生目線でデザインされた授業に嫌気がさし、オーストラリアの高校も自主退学するという経歴を持つ。
受験ベースで勉強しなければならないという、学びのたのしさを無視した教育に疑問を感じ、「両者(生徒と先生)の、両者による、両者のための授業」になることを目指し、生徒と先生が一緒に授業について考えるワークショップを企画している。
【ワークショップ概要】
●企画名:生徒と教師が授業を考える対話の場
●開催日時:2015年1月25日(日)11:00~16:00
●開催場所:グラントウキョウサウスタワー(東京都千代田区丸の内1-9-2)
●対象:生徒(高校生、大学生)、先生(中学校、高等学校、大学)
●参加者数:生徒、先生いずれも8人以上(定員20名前後を予定)
●参加費:高校生無料、大学生500円、教員1000円
●主催者:難波 弘二