平成26年一級建築士試験「設計製図の試験」の学校別合格者数を発表
平成26年一級建築士試験「設計製図の試験」の学校別合格者数は、大学では合格者数が1位だったのは日本大学の201名、また、専門学校の中で1位だったのは中央工学校の39名だった。(国土交通省発表)
平成26年は「学科の試験」が7月27日に全国55会場で行われ、受験者数25,395人のうち合格者数は4,653人(合格率18.3%)だった。また、「設計製図の試験」は10月12日に全国50会場で行われ、受験者数9,362人のうち合格者数3,793人(合格率40.5%) ※台風19号の影響により平成26年10月12日の実施を取り止めた沖縄県会場を除く。
※学校名(合格者数)
【大学編】
1位 日本大学(201人)
2位 東京理科大学(130人)
3位 早稲田大学(90人)
【専門学校編】
1位 中央工学校(39人)
2位 大阪工業技術専門学校(30人)
3位 修成建設専門学校(15人)
「設計製図の試験」は、『与えられた内容及び条件を充たす建築物を計画し、設計する知識及び技能について設計図書等の作成を求めて行う』もの。採点結果について、ランクI(「知識及び技能」を有する)、ランクII(「知識及び技能」が不足)、ランクIII(「知識及び技能」が著しく不足)、ランクIV(設計条件・要求図面等に対する重大な不適合に該当する)の4段階区分に分けられ、「ランクI」を合格とするものだった。
一級建築士試験は、建築士法第13条及び第15条の2の規定に基づいて、国土交通大臣の指定試験機関である公益財団法人 建築技術教育普及センターが実施している。