JAXAなど、高校生らを対象に『第23回衛生設計コンテスト』作品募集

宇宙航空研究開発機構(JAXA)、一般財団法人日本宇宙フォーラムなどが主催する『第23回衛生設計コンテスト』の参加登録受付がスタートした。受付期間は2015年5月29日(金)まで。作品提出締切は2015年7月10日(金)17時。

 

同コンテストは、高校生から大学院生までの学生を対象にした、コンテスト形式の教育プログラム。参加者は、小型衛星をはじめとする様々な宇宙ミッションを創出し、その設計を行う。1993年に第1回大会が開催されて以来、毎年行われており、第1回大会で電子情報通信学会賞を受賞した千葉工業大学の作品、鯨生態観測衛星「観太くん」は2002年に打上げられた。

 

作品募集は「設計の部」、「アイデアの部」および「ジュニアの部」の3部門で行う。「設計の部」は、設計条件を満たし応募者の設定したミッションを実現する衛星システムの設計を競う。「アイデアの部」は、応募者の提案する宇宙ミッションの独創性・有用性を競う。「ジュニアの部」においては、自由な発想で宇宙に活用できそうなアイデアに富んだ宇宙ミッションの提案を競う。

 

応募資格は、「設計の部」、「アイデアの部」は高校生・専門学校生・高等専門学校生・大学生・大学院生、「ジュニアの部」は高校生・高等専門学校生(1~2年生に限る)の、グループまたは個人。グループの場合は指導教員を含むことも可能。また、異なる学校からなる合同チームで参加することもできる。ただし、1グループは10名以内。

 

審査は、着想点、創意工夫、基礎的な技術知識、将来性等の様々な観点から行われる。審査員は、すべての作品に対して、学生の意欲継続・将来へのステップアップに向けたアドバイスも行うという。

 

詳細リンク先