中・高生対象「第8回日本地学オリンピック」参加者募集スタート

地学オリンピック日本委員会は、中・高生対象「第8回日本地学オリンピック」の参加者募集を、2015年9月1日(火)より開始した。期間は11月15日(日)まで。
 
地学オリンピックは、中・高生が地学の知識や思考力を競い合う大会で、日本全国、さらには世界に仲間をつくる機会を提供する。国内で毎年開催される「日本地学オリンピック」は、地学好きの中・高生であれば誰でもチャレンジすることができ、毎年1500人規模の学生がチャレンジしている。ただし、今回の大会は、「第10回国際地学オリンピック日本大会」の代表選抜を兼ねているため、本選(国内二次選抜)に進めるのは中学3年生~高校2年生の生徒のみ。
 
他学年で本選選抜者と同等の成績を得た生徒には成績証明書を発行。成績優秀者はAO入試(広島大学、筑波大学、東北大学、大阪大学、東京工業大学、北海道大学、山口大学等)の出願資格を得ることができる。
 
予選(国際大会国内一次選抜)は2015年12月20日(日)。マークシート方式の筆記試験で高等学校「地学基礎」に掲載の項目から出題される。成績優秀者のうち約60名を本選参加者として選抜する。
 
本選(国際大会国内二次選抜)は2016年3月13日(日)~15日(火)、茨城県つくば市で、合宿研修を兼ねた「グランプリ地球にわくわく」として開催する。選抜試験は地質・固体地球分野、気象・海洋分野、天文・惑星分野での記述式問題と標本(岩石・鉱物・化石)鑑定試験を予定。
 
また、筑波研究学園都市の研究機関・大学施設等の見学、とっぷ・レクチャーなどのイベントも行われる。宿泊費のほか、試験に関わる経費は主催者負担の予定。交通費は原則として自己負担だが、遠隔地の方には一部補助もある。予選と本選の合計点より成績優秀者10名を選出する。
 
代表最終選抜は2016年3月15日(火)~16日(水)、筑波大学で開催予定。成績優秀者10名に英語による筆記試験と面接等を行い、「第10回国際地学オリンピック日本大会」日本代表選手4名を選抜する。
 
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