慶應義塾大学、企業と共同で「ムスリム観光客向け」箱根モデルコース作成
慶應義塾大学は、神奈川県および小田急電鉄株式会社と連携し、イスラーム教(ムスリム)観光客向けに箱根旅行のモデルコースを制作した。
訪日外国人旅行者数は2015年に1,974万人となるなど、近年増加傾向。今後は、マレーシアやインドネシアなどから、ムスリム観光客が増加することも期待されている。
ムスリム観光客は、日々の礼拝や特定の食品(豚肉やアルコール等)をとることができないなど、信仰上の理由から特別な配慮が求められる場合がある。
モデルコース制作にあたっては、実際にインドネシア人のムスリム夫妻がモデルとなり、温泉施設や飲食店などでの礼拝、豚肉を使用していないメニューの紹介など、ムスリム観光客が必要とする情報を盛り込んだという。
なお、モデルコースは、3月30日(水)から、小田急電鉄の外国語WEBサイトなどで紹介している。
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