女子高生約8割以上が「スマホの中に友人・家族に見られると恥ずかしい内容がある」、MMD研究所調べ

モバイルに特化した調査研究機関であるMMD研究所は、インテルセキュリティと共同で、スマートフォンを所有する15歳~49歳の女性(女子高生、女子大生、20・30代社会人独身女性、30・40代既婚女性)1,574人を対象に「女性のスマートフォン利用実態調査」を実施した。調査時期は2016年12月6日~12月10日。

 

■女子高生のiPhone所有率は84.8%

 

所有しているスマートフォンについて聞いたところ、iPhone(キャリア、格安スマホ所有を含む)の所有率は、女子高生が84.8%と最も多く、次いで女子大生が79.6%、独身女性が69.9%、既婚女性が62.9%となり、女子高生のiPhone所有率が最も高かった。しかし、Androidの所有率はiPhoneとは真逆の結果となり、女子高生の所有率が最も低かった。

 

■女子高生が定期的に利用するアプリは「LINE」「Twitter」「音楽再生アプリ」

 

定期的に利用しているアプリ・サイトでは、全世代「LINE」が最多回答。2位以下の結果を見ると女子高生は「Twitter(74.1%)」、「音楽再生アプリ(53.0%)」、女子大生は「Twitter(77.9%)」、「Instagram(50.7%)」、独身女性は「Facebook(45.2%)」、「Twitter(40.9%)」、既婚女性は「ゲームアプリ(35.6%)」、「ショッピングサイト(30.9%)」の順。また、女子高生の「Facebook」利用率は10.7%だった。

 

■女子高生82.0%が「スマホの中に見られると恥ずかしい内容がある」

 

スマートフォンの中に友人や家族に見られて恥ずかしい内容があるかを聞いたところ、女子高生の82.0%、女子大生の78.6%、独身女性の72.4%、既婚女性の49.5%が「友人や家族に見られて恥ずかしい内容がある」と回答している。女子高生が見られて恥ずかしいと思う内容は、「写真」が81.4%で最も高く、次いで「LINEやメール内容」63.6%、「WEBの検索履歴」37.9%、「SNSの投稿内容」31.6%と続く。

 

■女子高生36.0%「他人のスマホや携帯電話をこっそり見た経験がある」

 

他人のスマートフォンや携帯電話をこっそり見た経験については、「こっそり見たことがある」と回答した人で最も多かった世代は、既婚女性で36.8%。次いで女子高生が36.0%、女子大生が34.2%、独身女性が28.8%。こっそり見た相手は、女子高生が「親」で51.7%、女子大生が「兄弟・姉妹」で35.5%、独身女性が「恋人」で70.0%、既婚女性は「配偶者/恋人」で81.2%だった。

 

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