大学受験当日に「失敗したことがある」62%、ゼブラ調べ
文房具メーカーのゼブラ株式会社(東京都新宿区)は、2017年1月、昨年度受験をした大学1年生100名を対象に、「受験当日の失敗エピソード」についてアンケート調査を行った。
それによると、受験当日に失敗をしたことが「ある」は62%、「ない」は38%と、約6割の人が当日なんらかの失敗をしていることがわかった。
「会場の雰囲気に緊張し、いつもどおりの力が出せなかった」が最も多く、「泊まったホテルに慣れず、寝不足になってしまった」など、会場や受験の雰囲気にのまれてしまったことが原因のようだ。
なかには、「家の最寄駅で財布を落として、そのまま電車に乗ってしまい、切符もその財布に入れたままだったので、友達にお金を借りて行った」(18歳男性)、「寒くてペンを握る手が震えて書きづらかった。使い捨てカイロを持っていけばよかった…」(19歳女性)などのコメントもあった。
また、当日の失敗が影響した結果、合否はどうでしたか?では、「なんとか合格した」が57%、「影響が出て不合格だった」が43%と、約4割の人が志望校合格には至らなかったようだ。
コメントには、「今までで一度も取ったことのないようなひどい点数を取ってしまった」(19歳男性)、「みんなが、テストできた?と聞き合い、みんなの答案と自分の答案が違うことを知り、その後のテストも本来の力が出せなかった」(19歳女性)などがあった。