東海大学、学生が「ロボカップジャパンオープン2013」で優勝

東海大学理学部情報数理学科4年次生の神田大信さんが、5月4日から6日まで東京都町田市の玉川大学で開催された全国大会「ロボカップジャパンオープン2013東京」のシニアの部サッカーシミュレーションリーグ2D部門で優勝した。

 

この部門は、現実のサッカーに近いルールのもと、各チームが作成した人工知能のプログラム同士が2次元のフィールド上で点を取り合うもので、ロボカップの中でも最も古い歴史を持っている。今大会にはサッカーシミュレーションを研究している大学などから9チームが出場し、神田さんは東海大学のチームとして初優勝を果たした。

 

神田さんは

「先輩から引き継いだプログラムで優勝することができ、うれしい気持ちでいっぱいです。サッカーシミュレーションの魅力は、なんといっても自分が組んだプログラムにしたがって、実際のサッカーのように選手たちがプレーをする姿が見られること。そして自分が立てた戦術が功を奏して、対戦相手に勝てたときには何ともいえない達成感があります。

今後は、後輩たちにその魅力を伝えつつ、プログラムに改良を加えていきたいと思います。そしていつの日か、東海大学チームが世界大会に出場してくれることを期待しています」

と語った。

 

■ニュースリンク先
http://www.u-tokai.ac.jp/TKDCMS/News/Detail.aspx?code=science&id=6365