宮崎大学、農学部がGAP普及大賞を受賞
宮崎大学農学部は、GAP普及に向けた教育プログラムの開発が認められ、「GAP普及大賞」を受賞した。GAP(Good Agricultural Practice)とは、食の安全や環境保全などに配慮した農場管理の手法であり、同賞は、日本GAP協会がGAP普及に貢献した取り組みを表彰するもの。
同大学では正式なカリキュラムとしてGAPに関する教育とGAP指導者育成を実施している。同大学附属農場は2011年にJGAP認証を取得、GAPの実施学習の場が整っている。授業の中でGAP指導者として必要な内容も学習でき、2012年には37名の学生がJGAP指導員の資格を取得。また、これまでに同大学周辺の一般農業関係者を対象としたGAP研修なども行い地域社会に貢献していくことも高く評価されている。