電気通信大学、学生主体共同研究をBIGLOBEと実施
国立大学法人電気通信大学のピクトラボ(高度ICT試作実験公開工房)は、学生と企業が直接連携し研究を行う制度を開始。最初の事例としてNECビッグローブ株式会社(BIGLOBE)と学生主体共同研究に取り組み、サウンド付きLEDシーリングライトの操作を容易にするAndroid(TM)アプリを試作した。
本共同研究は、NECグループの照明器具を扱う会社であるNECライティングの製品で、“光と音”が融合した高性能スピーカー搭載LEDシーリングライト「CrossFeel」を対象に行った。斬新なコンセプトで設計されたシーリングライトであることから、スマートフォンと連携する有効な利用シーンを模索するため、学生の若い感性を生かした新鮮な発想を期待すると共に、学生のアプリ開発技術の向上を狙い、「CrossFeel」を活用したAndroidアプリ開発を行った。
本共同研究は、学部、修士、博士課程学生8名が参加し、初の成果報告会を9月27日に開催。ゲームや映画・動画・音楽等のコンテンツと「CrossFeel」が連携するアプリ等を試作し、デモを行った。NECライティングは、ユニークなアイデアに対し採用の検討を開始した。