近畿大学、リーブ21と脱毛について研究

近畿大学薬学部医療薬学科公衆衛生学研究室と、株式会社毛髪クリニックリーブ21は、共同で「脱毛者における毛髪中有害ミネラルの含有量」の研究を行った。

 

脱毛の原因は、ホルモンバランスの崩れやストレスなどが知られているが、他にも食生活や生活習慣の乱れによる体内の栄養状況の悪化も一つの要因として考えられている。同学とリーブ21は、これまでに女性の脱毛者と非脱毛者の毛髪中ミネラル量を分析し、脱毛者の方が有害ミネラルの蓄積量が多い傾向にあることを発表している。

 

そして今回、新たに男性脱毛者2,646名についても解析し、男性女性ともに脱毛者の毛髪では有害ミネラルの蓄積量が多い傾向にあることを発見した。今後、同学とリーブ21では、有害ミネラルがどのように脱毛に関与しているか、また、排泄・摂取回避によって脱毛が予防・改善できるか検討していく予定だ。

 

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