栗原類みたいなネガティブキャラ、身近な友達にいたらどう接する?

イケメンモデルなのに、超自虐的なネガティブキャラの栗原類。そんな彼が12月18日に、友達を探すプロジェクト“類友”コンテストのグランプリを発表する。最終ノミネートされた参加者は栗原類と対談し、栗原類本人がグランプリを決定するそうだ。

 

栗原類の大ブレークのきっかけといえば、やはりそのルックスからはおよそかけ離れたネガティブな面白発言。そんな彼の自虐的な発言をいくつかご紹介しよう。

「憎しみをぶつけてほしい、どうせなら。」
「僕が恋をするというのは非現実的で非論理的。もし恋したとしても99.9%失敗します。寂しい人生ですが、でもその寂しさが好きなんです」
「気持ち悪いって言われるのはぼくにとって褒め言葉のひとつ」
「自己主張できるものといえば、あごが軟らかいだけなんですけど…」

参考: 「むむむ!」 「ガジェット通信」 「女性自身

 

そんな過剰なネガティブ思考による発言には、おもしろさも感じる。ただ、身近にここまでネガティブな人がいると、困惑することも。みんなの学校にも、対処に困るようなネガティブ思考なキャラクターがいるのではないだろうか?

 

そこで今回は、心理カウンセラー・夢分析家として、All Aboutなどでも活躍する田尻健二さんに、ネガティブ思考の人の特長や対処法を聞いてみた。

 

「ネガティブな人の傾向としてだいたい3つのケースがあります。ひとつは、理想とする自己像が高すぎて現実の自分を否定ばかりしている人。2つめは、ネガティブに振る舞うことで周りの人がなにかしら反応してくれると期待している人。これはかまって欲しくて否定的になるパターンですね。最後は、過去に他人からものすごく否定されたりして、そのことがトラウマになってしまい自信を喪失している人。大まかにはこの3つに分けられると思います」

 

なるほど、2つめのケースなどは実際、よく見かけるタイプだ。では、こういったネガティブな人たちにはどう接したら良いのだろう?

 

「結局は相手との関係性によります。その人と親しく付き合っていたいのなら、自尊心を傷付けないようになるべく肯定してあげることです。長所を見つけ褒めたりして。逆に相手と距離を置きたいなら、放っておくことですね」

 

世の中にはいろいろな考え方の人がいる。そのすべてに自分が合わせていく必要はないが、相手との関係性を考え上手に付き合っていきたいものだ。