ものすごい半顔メイクが登場! きわちむさんに学ぶメイクアート

(※記事中の写真はメイクの一例ですが、刺激的な写真も含まれますので、閲覧には十分にご注意ください。)

 
 

スッピン風メイク、ものまねメイクなど、ここ最近、“メイクテク”に注目が集まることが多い。

 

そんな中、“グロい”メイクをした自分の写メをtwitterにアップし、注目を集めている高校生がいる。

 

きわちむさんこと、木梨貴和子(高2)さんだ!

 

きわちむさんのグロメイクは、どれもかなり本格的!

 
 

ものすごい半顔メイクが登場! きわちむさんに学ぶメイクアート

 
 

ものすごい半顔メイクが登場! きわちむさんに学ぶメイクアート

 
 

こんなにすごいメイクができるなんて…、一体どんな人なんだろう? そこでさっそく、きわちむさんに会ってみることに!

 

待ち合わせ場所に現れたのは、ごく普通の女の子。

 

ものすごい半顔メイクが登場! きわちむさんに学ぶメイクアート

 

こんなにかわいらしい子がなぜあんなグロい特殊メイクを…?

 

「きっかけは、ハロウィンで友達が特殊メイクをしているのを見たからなんです。それで、私もやってみたいと思ったんですけど、人と同じはつまらないなって。その子はかわいい妖精風のメイクだったので、人とカブらないメイクを考えた結果、このグロイ系のメイクに辿り着きました」

 

クオリティー高すぎるー! メイクの技術は誰かに教わったの?

 

「いえ、独学なんですよ。だから最初は失敗もしましたね。でも、研究していくうちにリアルさが出せるようになりました。特殊メイクの道具は高くて買えないので、家にあるものでいかにリアルな質感を出せるかが勝負なんですよ(笑)。例えば、ただれた皮膚は、アイプチののりを塗って、半乾きくらいになったら指でこすって、その上にまた塗って…と、くり返すんです。で、最後に上からファンデーションを塗るとどう見ても皮膚なんですよ! あとは、小麦粉を水で溶かしたものを肌に塗って、ひび割れた皮膚感を出すこともありますね」

 

 

 

血は、赤いシャドーで表現しているんだとか! その上から黒シャドーを重ねづけしてリアルな陰影を出しているというからすごい。

 
 

ものすごい半顔メイクが登場! きわちむさんに学ぶメイクアート

 

身近な物でこんなリアルなメイクができるなんてびっくり! でも、なぜフルメイクではなく“半顔”なの? 何かこだわりが…?

 

「いえ…右利きなので、左がやりやすくてどうしても左だけのメイクになっちゃうんです(笑)。それに全部メイクすると時間もかかっちゃうし…。手が込んでるメイクでも2時間あればできちゃうんでけど、バイトと学校とサークルとの両立を考えるとちょっと難しくて。今は、ほかのことに使う時間も考えて、メイクをするのは月曜か火曜だけって決めてます」

 

「将来は、シルク・ドゥ・ソレイユや舞台などのメイクができるようになりたい」と教えてくれたきわちむさん。

 

きわちむさんが施したメイクがいろんなところで見られる日はそう遠くないかも!?