入試失敗談!大学内で迷子、カンニング疑惑…現役大学生が語る
年末も近づき、いよいよ受験シーズン目前!
必死に勉強をして挑むからこそ、試験当日は最高のコンディションで「もてる力を存分に出し切りたい!」と思うもの。
でも、うっかりミスやちょっとしたことが原因で「試験に集中できなかった…」なんて失敗談をもつ先輩も。
そこで今回は、都内の現役大学生37名に「大学入試でやってしまった失敗談」について聞いてみることに。
これを知っておけば、当日の受験対策は万全!?
体調管理編
・「昼休みに『気合いを入れよう!』と思って慣れないエナジードリンクを飲んだら、お腹を壊した。いつも飲まないような刺激のある飲み物は避けたほうがいい!」(大1女子・東京)
・「集中力を高めようと思って休み時間にコーヒーを飲んだら、試験中にトイレに行きたくなって困った。カフェインは利尿作用があるから、試験の時は飲まないほうがよかったと思う」(大3女子・埼玉)
失敗談で多くの声が集まったのが、「慣れないものを食べたり飲んだりしてお腹が痛くなった」という意見。
休み時間はついソワソワして「何かしなきゃ」と思いがちだけど、コーヒーやエナジードリンクなど、刺激的なものを飲むのは危険!
普段から、試験開始の時刻を想定して朝ご飯を食べたり、緊張した時に気分が落ち着くストレッチを覚えておくなど、ルーティーンを作っておくと安心かも。
睡眠編
・「一夜漬けしようとして徹夜して試験に向かったら、眠すぎて全然集中できなかった。普段からきちんと勉強しておくべきだった…」(大1男子・東京)
・「試験会場が、いつも通っている高校よりも遠くにある大学だったのに、普段と同じ時間に起きてしまいかなりギリギリだった。トイレに行く時間がなくて、1時間目の試験は集中できなかった」(大2男子・東京)
試験の前日は、緊張して眠れなかったり遅くまで勉強してしまいがちだけど、睡眠不足で試験に挑んだ先輩たちのほとんどが「しっかり寝ておけばよかった」と後悔しているみたい。
寝るのが遅くなったせいで、大事な日の朝にうっかり寝坊してしまう…なんてこともあるので要注意!
という意見もあったので、受験期に入るタイミングで早寝早起きの“朝型”に切り替えておくと、試験当日も集中して挑めそう!
天候・交通編
・「当日、山手線が止まって試験に間に合わなかった先輩がいた。その先輩は電車で行くルートしか調べていなかったらしく、複数の行き方を調べておく必要があると思った」(大1女子・東京)
・「家から試験会場まで電車を3回乗り継がないといけなかったんだけど、東京の駅はごちゃごちゃしているから、どこのホームで乗り換えるのかわからなくて、電車を間違えそうになった」(大1女子・神奈川)
試験当日の失敗談として「あるある」なのが、悪天候などによる交通機関の遅れで大幅にタイムロスをしてしまったり、乗り換えを間違えて遅刻ギリギリになってしまった…なんてトラブル。
そんな事態を防ぐには、
とのこと。
下見のポイントとしては、
・「下見をせずに試験会場の大学に行ったら、構内で迷子になってしまった。大学の正門までじゃなくて、会場になる教室まで行っておけばよかった」(大2男子・東京)
といった意見もあったので、試験当日と同じ曜日、同じ時間帯を選んで試験会場の「教室」まで、一度行っておくことが大切みたい。
「試験開始に間に合わないかも…」「あれ、試験会場ドコ!?」とアタフタしていると、なんとか辿り着いても、落ち着いて問題を解くことができなくなってしまいそう。
当日は、1時間前には試験会場に到着するつもりで家を出るくらいの余裕をもって!
持ち物編
・「鼻炎もちなんだけど、ティッシュを忘れて試験中ずっと鼻をすするハメに。そのせいで、全然集中できなかった」(大2男子・東京)
・「朝、家に財布を忘れてしまい、唯一持っていたPASMOの残高も足りず、試験に間に合わなかった。最低限、前日にPASMOにチャージだけはしておくべきだった」(大1男子・埼玉)
受験票や筆記用具は絶対に忘れてはいけないものだけど、意外と盲点なのが時計。
との声もあったので、腕時計をつける習慣がない人は、もしものときのために日頃からストックを持ち歩くのも1つの手かも。
また、「忘れ物をしないように…」と何度も出し入れして確認しているうちに、うっかり入れ忘れてしまうなんてこともありえる話。
との声もあったので、絶対に必要なものはメモに書いてカバンに入れたら線を引くなど、ひと工夫すると安心かも!
試験編
・「試験の途中から終了時間を勘違いしてしまい、余裕をもって進めていたのに最後まで解くことができなかった…。問題用紙に時間を書いておけばよかった」(大1男子・東京)
・「マークシートのマークをひとつ飛ばして塗りつぶしていた。途中で気づいて直せたけど、『気づいたのが終盤だったら…』と思うと超コワい!」(大2男子・東京)
筆記試験では「科目」や「終了時間」の間違い、マークミスなど、実力とは異なる部分で点数を落としてしまったという失敗談が多数!
そのほかにも、
なんて、普段ならありえないようなミスで取り返しのつかない結果になってしまった人も…。
緊張してミスをしてしまう事態を防ぐには、
とのこと。
また、マークシートの試験については、
・「削りすぎて先が尖った鉛筆を使っていたら、芯が折れそうでコワいし、一度に塗ることができる面は狭いし、それだけでマークに時間がかかった。先が若干丸くなった鉛筆が一番」(大1男子・千葉)
など、「持っていく鉛筆に気を配るべき」という声も。
筆記用具のせいで試験時間を無駄にしてしまうのはもったいないので、2BやBの鉛筆を、適度に削って持っていくのがベストのよう。
面接編
ちなみに、AO入試や指定校推薦での面接では、
・「模擬面接を3回くらいしかしてなくて、本番でものすごく焦ってしまった。友達は20回くらい模擬面接をしてから本番に挑んで合格したらしく、自分もそれくらい対策するべきだったと思う」(大1女子・東京)
など、暗記したことを思い出すのに必死になってしまったり、練習不足から緊張してうまく話せなかったという失敗談が…。
試験当日、落ち着いて話せるようになるには練習あるのみ!
学校や塾の先生など、いろんな人に協力してもらって、何度も面接の練習をしておけば、自信がついて堂々と話せるようになりそう!
先輩たちから挙がった数々の「入試失敗談」。
みんなの経験を参考に、今からしっかり対策を練っておけば、万全の体制で試験当日を迎えられるかも!?
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