高校生メイクのお悩み解消法! 人気YouTuberすうれろちゃんに聞く!
高校生になって初めてメイクをしたけれど、眉が濃すぎたり、アイラインが上手に引けなかったり…と、苦戦している人も多いのでは?
そこで今回、チャンネル登録者数16万人超で、整形級に変身できる「詐欺メイク」を得意分野とする美容系YouTuber すうれろちゃんに、初めてのメイクで失敗しがちなお悩みに対する解決法を聞いてみた!
<<目次>>
眉に関するお悩み
Q.ナチュラルな眉にしたいのに、描き方がわからなくていつも太くて濃い眉になってしまう…。どうしたら上手に眉が描けるようになるの?
※失敗例:初心者の人は眉を単色で描いてしまってのっぺりしがち
A.「眉が太くなってしまうのは、濃い色のペンシルで全体を描いてしまうから! ナチュラル眉にはパウダーがオススメです!」
※すうれろちゃんが愛用中のアイブローメイクアイテム
使用アイテム
「ナチュラル眉にアイブローパウダーは必須。色が2色以上のものがオススメ!」
②キャンメイク カラーチェンジアイブロウ 03
「黒髪の高校生でも、アイブロウは少し明るめをチョイスして!」
③FASIO パーフェクトアイブロウN(リキッド&パウダー)BR300
「リキッドタイプのものが眉を描きやすくていい!」
※高校生に人気のプチプラメイクアイテム!
①アイブロウパウダーの一番濃い色(A)で眉尻を描く
「眉毛は眉尻から描いていくと失敗が少ないんです! まずはパウダーの一番濃い色(A)をブラシにとって、眉尻から描いていきます」
※眉を描くときは眉尻から「眉尻は目尻の少し外側くらいまで描くといい感じ!」
※眉頭は薄い色のパウダーで!
②パウダーの薄い色(B)で眉頭を描く
「次に、パウダーの一番薄い色(B)で眉頭を描いてきます。眉頭は鼻の横(鼻腔)のちょうど真上あたりまで描くのがポイント。ここより内側に眉を描いてしまうとバランスが崩れてしまって不自然になるので注意!」
※毛先が細いペンシルで眉尻を描くとメイク上手に見える!
③アイブローペンシルで足りない毛を描き足す
「続いて、リキッドタイプのアイブローペンシルを使って、眉の足りないところに毛を足すようにしゅっしゅっと描いていきます。リキッドのアイブローペンシルは先が細いので、細かいところまで描きやすくてオススメ! 毛を描き足すことで、眉の色ムラがなくなってナチュラルな仕上がりになります。眉尻をキレイに整えてあげると、眉全体が整った印象に!」
※眉マスカラは、最初に液をオフ!
④眉マスカラをティッシュでオフする
「最後に眉マスカラをつけます。眉マスカラは、容器から抜いたらティッシュの上でコロコロと転がして、付きすぎた液をしっかりオフしてあげることが大事。拭き取らずに使うとベタッとしたのっぺり眉になっちゃうんです。特に先端は、液がたまりやすいので入念に!」
※黒髪の高校生でも茶色の眉マスカラでメイクするのがオススメ!
⑤毛流れとは逆の方向に眉マスカラをつける
「液を十分に落としたら、毛流れとは逆の方向に向かって眉マスカラをつけていきます。高校生は黒髪の人が多いと思うけど、眉マスカラは『ココアブラウン』など、ちょっぴり明るめの茶色のものを選んでみて! 眉が明るいとあか抜けて見えます」
これで、自然なふんわり眉が完成!
※高校生らしいナチュラル眉メイクの完成
まつげに関するお悩み
Q.ビューラーを使っても、カールがキレイにクルンとならない! そのままマスカラをつけると、ダマになったりまぶたについたりしちゃう…
※失敗例:まつげがカクカクになって、マスカラがまぶたや涙袋のあたりについちゃう…
A.「まつげが上手に上がらないのはビューラーにぐっと力を込めてしまうから。やさしくまつ毛をあげて、マスカラ下地とマスカラを順番に使えばパンダ目にならない!」
※すうれろちゃんが愛用中のアイメイクアイテム
使用アイテム
「マスカラ下地は学校用なら自然に見えるクリアタイプ、お休みの日用ならしっかりカールキープできる繊維入りのものがオススメ! 今回は繊維入りのものを使用」
②アナスイ ボリュームフィルムマスカラ 001
「ボリュームタイプのマスカラは盛れるから好き! これはフィルムタイプなのでオフもお湯でOK」
③資生堂 アイラッシュカーラー213
「けっこう長く愛用中。日本人の目の形に合わせて作られているらしい!」
※力を込めないことがポイント!
①ビューラーを使ってカールをつける
「ビューラーでまつげを上げるとき、つい『ぎゅっ』と力を込めてしまう人が多いけど、そうするとまつげが折れたり、抜ける原因になるのでNG! まつげはやさしくビューラーで挟むイメージ。一気にあげようとせずに、3段階に分けて弱い力でカールをつけていくのがポイントです」
※カールキープにマスカラ下地は必須
②マスカラ下地を塗る
「マスカラ下地を塗っていきます。下地を塗ることでカールが長持ちするので、下地を塗るのはとっても大事」
※マスカラはしっかりとオフすること!
③マスカラをティッシュでオフする
「マスカラは、塗る前にティッシュの上で転がして液をなじませて! 先っぽにたまったマスカラをしっかりオフすることで、ダマになりにくくなります」
④まつげにマスカラを塗る
「まつげの下にマスカラを押し当てたら、そのまますっと上にもち上げるのがポイント。ジグザグにこすりつけると余分なマスカラ液がついてしまうので、あくまでも軽~く、やさしく!」
※下まつげは、パッチリアイメイクに欠かせない!
⑤下まつげにマスカラを塗る
「下まつげはマスカラコームの先端を使って『ちょんちょん』と塗っていくのがポイント! 液がたまっていると『ぼてっ』とついてしまうので、マスカラを塗る前のティッシュオフは忘れずに」
これで、くるんとカールした長いまつげが完成!
※ナチュラルメイクで高校生らしいくるんとカールの完成
涙袋に関するお悩み
※失敗例:ぷっくり涙袋を作りたいのになんだか疲れた印象に…
A.「涙袋はアイライナーでラインを描いた後、綿棒でしっかりぼかしてあげると自然な印象になるよ♪」
※すうれろちゃんが愛用中の涙袋メイクアイテム
使用アイテム
「高校生に大人気のアイライナー。薄い茶色のラインを引くことができるので、涙袋用として愛用している人がたくさん!」
②pdc ピメルテット デュアルメタリックアイシャドウ【クラシカルボルドー】
「ボルドーのスティックシャドウと、パールのリキッドシャドウがついていて使い勝手がいい。ツヤツヤになるので今回はリキッドを涙袋に使います」
※黒目の範囲を意識してみて!
①涙袋の下にラインを引く
「茶色のアイライナーで、黒目の下にラインを引きます。涙袋ラインは、新しく『描き足す』のではなく、もともとある涙袋の影を目立たせてあげるイメージ!
涙袋が目立ちにくい人は、眼を細めて涙袋のラインを浮き上がらせながら描くのがオススメ。
このとき、目頭からラインを入れてしまうとクマっぽさが倍増してしまうので、目頭にラインを引くのはNGです!
また、ラインを引くときは『明るい場所』でメイクするのも大切。暗いところでラインを引くと『あれ? あんまり引けてないかも…?』と思ってなんども線を描いてしまって、外に出たときに『こんなに濃くしたつもりがなかったのに!』というくらい濃くなってしまっていることも」
※ナチュラル重視な高校生メイクではしっかりとぼかすのが大事
②ラインを綿棒でぼかす
「ラインが引けたら、綿棒を使ってぼかします。やさしく、左右にしゅっしゅと広げる感じ!」
※キラキラのシャドウでぷっくりと!
③リキッドシャドウを塗る
「黒目の下あたりを中心にリキッドシャドウを塗ります。こうすることで涙袋がぷっくりして、ツヤツヤ感も出るので瞳がウルウルに!」
これで、ナチュラルな涙袋の完成!
※ツヤ感のある高校生らしい涙袋メイクの完成!
アイラインに関するお悩み
Q.まっすぐでキレイなアイラインを引きたいのに、ガタガタで汚くなっちゃう…。
※失敗例:一生懸命引いているのにガタガタでヨレヨレのアイラインに…
A.「芯が柔らかいペンシルのアイライナーで、小刻みに引くのがポイント!」
※すうれろちゃんが愛用中のアイライナー
使用アイテム
「このアイラインは力を入れなくてもスルスルとラインが描けるし、茶色で目元がやさしい印象になる!」
※アイラインは一気に引かないことが大切
①まぶたを押し上げるようにしてアイラインを引く
「アイラインは一気に引こうとしても絶対にうまく引けないんです!
アイライナーでまつげをぎゅっと押し上げてスタンプを押すようなイメージで細かく引くことが大事。
しっかりとラインを引けるのはリキッドアイライナーだけど、ペンシルやジェルのアイライナーのほうが失敗しづらいので、高校生のメイク初心者さんには使いやすくてオススメです」
※切開ラインを描くとメイク初心者の高校生でも簡単にデカ目に!
②目頭に切開ラインを入れる
「目をぱっちり、大きく見せたい場合には目頭にもラインを入れるとデカ目効果大!」
ナチュラルな目元が完成!
チークのお悩み
Q.チークの色がつきすぎちゃう! どのくらいの濃さでどの位置に入れれば自然になるの?
※失敗例:うまくチークが入れられずにおかめのようになってしまう…
※すうれろちゃんが愛用中のチーク
使用アイテム
「チークは2色以上入ったものを選んでグラデーションにすると、濃すぎず今っぽい顔になれます!」
※ブラシに取る場所で色が変わる!
※ナチュラルな高校生メイクは、一度、粉を払い落とすことが大事!
①チークブラシに全体の色(A)を取り、手の甲で余分な粉を落とす
「全体の色をぐるっと取って、一度、手の甲で余分な粉を落とします。ブラシに取ったチークをそのまま乗せちゃうと失敗例のような『濃いチーク』になっちゃうんです」
※黒目の下、小鼻の横にブラシを置く
※横にやさしく広げる
②黒目と小鼻を結んだあたりにチークを入れる
「チークがブラシになじんだら、黒目の下、小鼻の横のあたりからチークを入れていきます。ここから頬骨(目尻の下にある出っ張った骨の部分)あたりまで楕円形にぐるりと色を乗せます」
※黒目の真下あたりに濃い色を入れる
※チークブラシの先を細くするのがポイント
③濃い色(B)のチークを取り、黒目の真下あたりに入れる
「次に、Bの濃い色のチークをブラシに取り、②で塗った楕円の中心部分、ちょうど黒目の真下あたりに色を乗せます。こうすると、簡単にグラデーションチークができて、自然な血色感が出るんです! 濃い色のチークを塗るときは、ブラシの下半分をギュッとつまんで、細筆になるようにして使うと小さな範囲にだけ色を乗せられるのでケバい印象になりにくい!」
自然な血色感のあるグラデーションチークが完成!
※学校にもメイクをしていきたい高校生にもぴったり!
リップに関するお悩み
Q.赤リップをつけたいけど、なんだがベタっとして顔全体から浮いてるような…。どうすれば自然になじませられるの?
※失敗例:口元だけが真っ赤で全体から浮いてしまう!
A.「赤リップは唇全体に塗らないで! 内側だけに塗って周りをぼかすと今っぽい仕上がりになります!」
※すうれろちゃんが愛用中のリップ
使用アイテム
「見たままの発色のマットリップ! チップが幅広で塗りやすい!」
②CEZANNE ジェルグロスリップ ピンク
「ほんのりピンクのグロスなので、単体でも使えるし、マットリップに重ねてもいい感じです」
※赤リップを全体に塗るのはNG!
①リップを唇の内側に塗る
「赤リップは全体にベタ塗りをするとすごく濃く発色してしまうので、全体には塗らないのが正解。まず、唇の内側にだけリップを塗ろう!」
※コットンでぼかせば、メイク初心者の高校生も簡単にグラデリップができる!
②リップ部分をコットンでぼかす
「リップを塗ったら、コットンをポンポンと唇に当ててぼかします。マットな赤リップは乾きやすいので、手早くするのがポイント」
※最後にグロスを塗ってプルプルの唇に!
③グロスを塗る
「リップをぼかした後は、透明またはピンク色のグロスをオン。こうすることで、赤リップの発色感は保ったままプルプル唇が作れちゃうんです。ティントリップは色持ちがいいので、ベースの赤リップをティントやマットにして、その上にグロスを塗るようにすればお化粧直しのときには上からグロスを塗り直すだけでOKなので楽チン♪」
これで、ツヤツヤグラデーション赤リップの完成!
※高校生に流行中の赤リップメイクの完成
※人差し指にぐるっとティッシュを巻きつけて
ちなみに、リップが歯についてしまう場合は、指にティッシュを巻きつけ、一度それをくわえることで唇の内側についてしまったリップをオフできるそう!
※唇の内側についたリップを拭き取れるように軽くくわえて
※スッとティッシュを引き抜く
※高校生らしいナチュラルメイクに大変身!
ナチュラルだけど今風でかわいい!
同じメイク道具を使っているのに、ちょっとしたテクニックでこんなに変わるなんて衝撃的…!
最後に、すうれろちゃんに高校生へのアドバイスを聞いてみた。
「メイクを初めたばかりのときは、まずは失敗してもいいので自分の好きな色で、好きなようにメイクをしてみてほしいなと思います。
そうして、友達から『今日、雰囲気違うね』『その色かわいいね』って褒められたら、きっと『メイクって楽しい!』と思えたり、メイクをすることで自分の好きじゃないパーツにも自信をもてるようになると思うんです。
メイクが少しできるようになってきたら、鏡をしっかりみて、自分の顔を知ることがとっても大事です。
あこがれの顔の人がいれば、その人の顔と自分の顔ってどんな風に違うんだろう…? と見比べてみるのもオススメ。
例えば、『佐々木希さんみたいな顔になりたい』と思ったら、佐々木さんはぱっちりした目が特徴的だから、その目の形をアイラインで作っていくとか、横幅を広く見せられるようにつけまつげをつけてみるとか…。
メイクで顔が変わることを実感すれば、もっともっとメイクが楽しくなってきますよ!
私は、『メイクは魔法、お顔はキャンバス、コンプレックスをチャームポイントに』という言葉を大切にしながら、いつもメイクをしています。
これを読んでくださっている高校生の皆さんも、ぜひ一緒にメイクを楽しみましょう♪」
メイクで雰囲気を変えられるのは女のコの特権!
メイクが苦手だったり、自分の顔にコンプレックスがある…という人は、すうれろちゃんのテクニックを参考にしながら、メイクを楽しんじゃおう!