次世代歌姫・足立佳奈が振り返る学校生活
10代を中心に人気急上昇中のシンガーソングライター・足立佳奈さん。
AbemaTVで放送中の恋愛リアリティショー『今日、好きになりました』のテーマソングになった『私今あなたに恋をしています』は、TikTokで「今日好きダンス」としても大流行!
曲に合わせて踊ったことがある高校生も多いのでは?
そんな足立さんに、「歌の世界へ飛び込もう!」と進路を決めたきっかけや、高校時代の思い出などを直撃!
インタビューの最後には、進路に悩む高校生へのエールも♪
足立佳奈(あだち・かな)
1999年10月14日生まれ。
岐阜県出身。
2014年、中学3年生のとき『LINE×SONY MUSICオーディション』でグランプリを獲得。
2017年に「笑顔の作り方~キムチ~/ココロハレテ」でメジャーデビュー。
2018年には、TBS系ドラマ『チア★ダン』に出演するなど活躍の幅を広げている。
2019年2月1日には、最新曲『ウタコク』を配信限定リリース!
等身大の歌詞が共感度MAX!次世代歌姫・足立佳奈が語る『告白のススメ』
<<目次>>
小学4年生のときに入った合唱団で歌の楽しさを実感!
中学3年生のとき『LINE×SONY MUSICオーディション』でグランプリを獲得し、歌の世界へと飛び込んだ足立さん。
もともと歌は好きだったの?
小学生のころ、朝の合唱と帰りの合唱の時間が必ずあったんですけど、すごく一生懸命歌ってたのを覚えています。
3歳のころからピアノを習っていたので、伴奏者に立候補したり、指揮者をやったりもしていましたね。
パートリーダーになって、『ここが違うよ~』なんて言いながら、張り切って仕切ったりして。
多分、目立つのが好きだったんだと思います(笑)。
そんな私を見て、音楽の先生が『そこまで生き生きと楽しそうに歌うんだったら、きっとそっちが向いてるよ。地域に合唱団があるから入ってみたら?』って勧めてくれたんです。
それで、小学4年生のときに合唱団に入って、ますます『歌うことが楽しい!』って思うようになりました。
歌が好きになりはじめた足立さんは、“ある一曲”に出会ったことで、さらに歌の魅力を実感したという。
私、小学生のころからお兄ちゃんの影響で野球をやっていたんですけど、『スポーツが好きなら一生懸命やりなさい』と言われて、でも『勉強もやりなさい』ってお母さんには言われるし、大好きになった歌も一生懸命やりたいし…。
何をしたらいいのかなって思っていたとき、『負けないで 泣かないで』っていう言葉がすごくグッと刺さって。
『歌でこんなに私の気持ちを理解してくれる人がいるんだ!』って感じたんです。
※アンジェラ・アキさんの『手紙~拝啓 十五の君へ~』が足立さんの心にグッと刺さったそう
この曲は、歌がもつパワーに気づかせてくれただけでなく、これまでの音楽の世界も広げてくれた。
それまでは、ピアノでクラシックしか弾いたことがなかったので、それが当たり前だと思い込んでいたんですよね。
それからは、あこがれのアンジェラさんみたいになりたくて、ダテメガネをかけて『手紙~拝啓 十五の君へ~』を弾きながら歌ってみたりしました。
野球をやっていて真っ黒だったので、全然近づけてなかったんですけど(笑)。
でも、それがきっかけで、クラシック以外の音楽をピアノで自由に弾いて歌うようになりました。
小学生で「十五の君へ」と綴られた歌に感動するなんて、やっぱり音楽への感度は昔から高かったのかも!
歌の道をあきらめるために受けたオーディションでグランプリに!
中学生になり、部活、勉強、習い事と忙しい日々を送るなかでも、歌うことはずっと続けていたのだそう。
部活のほかに、ピアノ、そろばん、パソコン教室…と、習い事もたくさんしていました。
多分、おばあちゃんが将来の可能性を広げるために『いろいろ習わせてあげたい』と思ってくれていたんだと思います。
忙しかったんですけど、合唱団はずっと続けていて、歌を嫌いになることはなかったです。
私のなかで、歌は息抜きだったんですよね。
だから、家でもずっと歌っていました。
そして、中学3年生という受験シーズンが到来!
私は、『歌が好きだから歌をやりたい!』って言ったんですけど、『現実を見なさい』って何回も言われて…。
それでも私があきらめなかったので、お母さんが『じゃあ、オーディションを受けてみなさい。そうすれば、自分の実力がわかるから』っていって『LINE×SONY MUSICオーディション』に応募してくれたんです。
その結果は、お母さんの予想に反してみごとグランプリを獲得!
応募総数12万人以上の頂点に!
※歌の道をあきらめるために受けたオーディションでグランプリに!
「ごめんね」も「ありがとう」も「おめでとう」も、気持ちはすべて歌に込めて…
このオーディションがきっかけで、高校の進路も大きく変わったという足立さん。
高校時代は、一般教養を学びつつ、音楽を聴いて楽譜に起こしたり、一度も聴いたことがない曲を楽譜を見てすぐに演奏したりする“ソルフェージュ” っていう授業とか、音楽の歴史とか、専門的なことをいろいろ学びましたね。
作詞作曲を始めたのもそのころから?
友達とアイスクリームを食べたらアイスクリームの歌を作ったり、ケンカしたときは『ごめんね』の歌を歌ってみたり。
学校の授業では、『この和音はこの響きがきれいだ』っていうクラシックの基本的なことを習っていたんですけど、そういうのはなかなか頭に入らなくて(笑)。
日常のなかで自然と生まれた言葉とメロディーを歌っていましたね。
手紙に書きたいことを全部、歌で伝えてたって感じです。
今の足立さんが歌う等身大の共感ソングは、このころすでに生まれていたのかも!
※手紙に書きたい気持ちはすべて歌に込めて伝えてきた
また、高校時代にもう1つ、今の足立さんへと繋がる大きなきかっけがあったそう。
『溢れるお~も~い~♪』って。
私は、そのときピアノしか触れたことがなかったんですけど、すごく楽しそうに一生懸命歌っているのを見て『私も弾きたい!』って思ったんです。
もともと私、負けん気が強いので(笑)。
そしたら、ちょうど親戚の叔父さんがレディースサイズのギターをもっていて、私に譲ってくれたんです。
そこからギターを猛練習して、友達に『いつも一緒にいてくれてありがとう。揺られながら電車に乗って、こんなに毎日一緒にいるのにどうして飽きないんだろうね~』みたいな感じで感謝の歌を作ったり、誕生日に歌を送ったりしてました。
そうすると、友達も負けん気が強いので、次の日にお返しの歌を作って聴かせてくれたりして(笑)。
親友と切磋琢磨しながら、楽しくギターの腕を磨いていった足立さん。
そんな日常の流れから、ツイッターに『キムチ~笑顔の作り方~』などの短い歌をアップするようになり、注目度は一気に加速!
※親友の姿を見てギターを猛練習!
過ぎていく1秒1秒は、もう戻れない! だから今を大切に!
進路に迷ったりしながらも、歌の道を選んで突き進んできた足立さん。
最後に、進路に悩む高校生にエールをもらった!
夢がある子は、苦しいこともあるけど、好きなことを常に強くもっていてほしいなって思いますね。
逆に、やりたいことがわからなかったり、夢がまだ見つかっていない子は、とにかく“今”を大切にしてほしい!
私、時計を見ていて1秒1秒過ぎていくと『もう、戻れへんのやな』って思って焦るんです。
この瞬間、過ぎてしまった“今”は、もう戻ることはできない。それを常にもっと感じていたら、何ごとにも一生懸命になれるのかなって。
例えば、何もしたいことがなくて家でずっとテレビを見ているんだったら『このシリーズは絶対コンプリートしてやる!』って決めて最後まで見るとかでもいいんです。
何でも一生懸命にやりきる強さがあれば、きっと何かに繋がると思います!
好きなアニメでも、好きなアーティストの音楽でも、「好きなことをひとつ極めることで視野が広がるはず!」と足立さん。
※過ぎてしまった“今”は、もう戻ることはできない。それを常にもっと感じていたら、何ごとにも一生懸命になれる!
なんとなく過ごすより、時計のカチッカチッという音を聞きながら、“今”を大切にしてほしいなって思います!
好きなことにいつも全力で向き合ってきた足立さん。
そんな彼女だからこそ、心に響く恋愛ソングや応援ソングを生み出せるのかも!
みんなも足立さんと一緒に、二度と戻れない“今”を一生懸命に過ごしてみては?
※足立佳奈さんから高校生のみんなへメッセージ!
※「足立佳奈 『ウタコク』 ソフトバンク×『今日、好きになりました。』コラボミュージック!」はこちらから
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