何事にも全力で取り組むことは疲れませんか?【オリラジ中田の参考書じゃなくオレに聞け!】

勉強や進路のこと、学校での人間関係など、高校生には「誰かに相談しにくい悩み」がたくさんある。

そんなみんなの悩みを、芸人やミュージシャン、そしてYouTuberとしても活躍する中田敦彦さんが解決!

【Question】
「何ごとにも本気で取り組むことが幸福につながる」とよく耳にしますが、適当に済ませてしまうと幸せにはなれないのでしょうか? 何ごとにも全力で取り組むことは疲れませんか?(高1男子・北海道)
 

 
【Answer】
大事なのは、時間やパワーをつぎ込むものを見極めること!
 
たしかに、高校生は「勉強も部活も、文武両道で頑張りなさい」と言われることが多いよね。

でも、単純に「やりたいこと」と「やりたくないこと」のどちらにも同じ時間を使っちゃうのはもったいないと思う! 

時間というものは有限で、誰もが平等にもっているもの。

だから、つぎ込む時間やパワーにメリハリをつけて、「自分が得意で、周りに勝てるもの」や「周りと差別化できるもの」に全力を出すことが大事なんだ。
 
でも、全力を出すものを見極めるためには、一度挑戦してみないとわからないんだよね。

例えば、部活だったら興味がある部にまずは入ってみる。勉強も、とりあえずすべての科目に挑戦してみる。

その結果、「これはモノにならないかもしれない」「この科目は得意分野にはできないな」と思ったら、そこに時間を費やすのはやめて、別の得意なことを探して全力を注げばいいと思う!
 
オレは高校時代、「授業を聞くこと」に手を抜いていた。自分のミッションは「受験で合格すること」だと思っていたし、「学校の授業を一生懸命に聞いたからといって、それで合格するわけではない」と思っていたから、授業を聞きながら自分でいわゆる“内職”をしていたんだよね。
 
大事なのは「すべてに全力を出すこと」じゃなくて、「自分が力を抜くものと、やりきるものをハッキリ分けること」。その振り分けをゲームのように考えると、ちょっと楽しくなれるかもね。

 
※※※
【まとめ】 周りに勝つための全力は必要。でも、すべてに全力を出す必要はない。  

 
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