「ちょっとでも好奇心があるなら、一歩踏み出して！」 千葉雄大さんインタビュー

映画「スマホを落としただけなのに～囚われの殺人鬼」で主演をつとめた千葉雄大さん。

将来や進路に悩む高校生にメッセージをくれたよ。​
 

Q. 人気映画の2作目ということでプレッシャーはありませんでしたか？

主演はこれまでもやらせていただいたことはあるのですが、大規模なものは初めてで、そういう意味のプレッシャーはありました。

そんなとき大尊敬する北川景子さんが頑張って！と激励してくださって、心強く臨むことができました。​

 

Q.むずかしい役どころでしたが、演技をするときに意識していたことは？

主人公の加賀谷は、複雑な過去を抱えているので人と向き合うときに、フィルターを通して伝えるタイプ。

だから映画を観てくださる方にちゃんと伝わるよう表情や動きをかなり分析して演じました。​



 

Q.共演している成田凌さんとは​演技について話をしましたか？

成田君とは撮影の前に飲みに行きました。

成田君が演じる殺人鬼・浦野との複雑な関係を演じる前に、お互い作品や役柄に対する考えを話せたのはよかったですね。

そういうプライベートの千葉雄大と成田凌の関係性が演技にも出てると思います！​

 

Q.多くの人と一緒に作る映画で大切にしてることって？

自分より年下の俳優さんが気持ちよく演技できているかは意識しているかもしれません。

僕もそうでしたけど、年下の俳優さんって意見を言ったり質問したりしづらい。

年齢に関係なく思うことを言える環境づくりはしていきたいなって思いますね。​



 

Q.主人公の加賀谷と千葉さんが似ているなと思うところはありますか？

臆病なところかな。

もう一歩踏み出したいけどなかなかできない瞬間は、加賀谷も自分も共通していますね。​

ただ、僕はかなり好奇心が強いというか。

いろんな世界を見てみたいと思うタイプ。

だからその好奇心を原動力にして踏み出すようにしています。​

 

進路に悩みがちな高校生にぜひメッセージをお願いします！

一歩踏み出すのは疲れるしめんどくさい。

でも面白そうと思ったことは疲れても面倒くさくても、絶対にやってみてほしい。

僕もそうやってきて損したことはあっても後悔はゼロ。

勇気を出して踏み出したことで出会える人や世界が必ずあるから、一歩踏み出してみて！​



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Hair&Make/ Sayaka Tsutsumi
Styling / Ken Sagae
Photographer/ Takuya Sugie(TRON)
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