【2020年最新!】JKが激推し! 高校生のうちに観ておくべき映画とは?

外出する機会が減った今。

日頃は、遊びや部活で忙しいけど、最近は、外出を控えて時間にゆとりができたという高校生も多いはず。そんなときは、家で映画を観てみては?

そこで、女子高生に「高校生のうちに観ておいたほうがいいオススメ映画」について、アンケート調査をしてみることに!

女子高生が選ぶ激推し作品は、果たして…?


病を抱えたヒロインと「僕」のはかない物語

『君の膵臓をたべたい』
高校生が選ぶ10代で絶対に観ておくべき映画5選
「君の膵臓をたべたい 通常版」
Blu-ray&DVD発売中 Blu-ray:¥4,700+税 DVD:¥3,800+税
発売元:博報堂DYミュージック&ピクチャーズ
販売元:東宝
©2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会 ©住野よる/双葉社
〈ストーリー〉
重い膵臓の病を患っていた高校時代のクラスメイト、山内桜良。【僕】は、桜良の言葉をきっかけに母校の教師になっていた。そして、教師として高校での日々を送るうちに、桜良と過ごした数カ月を思い出していく。12年の時を超え、桜良が伝えたかった本当の想いとは……。
・「自分と変わらない歳の少年少女が命について考えている姿に心打たれたから。自分の考え方も見直すきっかけになった」(18歳・東京)

・「生きてることの幸せと楽しさがわかる。当たり前の日常の楽しさを実感する。主演2人(浜辺美波・北村匠海)の演技に引き込まれるし、とても感動する」(16歳・埼玉)

・「主人公が高校生で親近感がわくし、とにかく感動!!」(16歳・東京)

・「命の尊さ、生きている意味、明日が来る奇跡を感じておかなければならない」(18歳・東京)

・「高校生には抱えきれないくらいのことを隠して笑顔で居続ける主人公の姿に感銘を受けるから」(16歳・東京)

・「主人公と同世代で感情移入しやすいこともあり、深く考えさせられる作品だと思うから」(18歳・神奈川)

・「一人ひとりの心情があらわれていて、ストーリーの進み方がちょうどよく、最後はとても感動する! 人生について考えることもできる」(15歳・神奈川)
「高校生のうちに見るべき!」との声が最も多かった映画が、『君の膵臓をたべたい』。

原作は、“泣ける小説”としてベストセラーとなった同名小説で、実写映画では、原作にはない12年後の未来が描かれている。

病を抱えたヒロインの心情を通して、命の大切さや当たり前の日常の幸せに気づかされたという意見が多かった。

主人公と同世代の今だからこそ、心に深く響くものがあるみたい!
 

一大ブームを巻き起こした恋と奇跡の物語

『君の名は。』
高校生が選ぶ10代で絶対に観ておくべき映画5選
「君の名は。 スタンダート・エディション」
Blu-ray&DVD発売中 Blu-ray:¥4,800+税 DVD:¥3,800+税
発売・販売元:東宝
©2016「君の名は。」製作委員会
〈ストーリー〉
山深い田舎で暮らす女子高生・三葉と東京で暮らす男子高生・瀧。

ある日、なぜか二人の体が入れ替わるようになってしまう。最初は夢だと思っていた二人だが、徐々に状況を受け止め、相手の人生を楽しみながら過ごすように。

しかし突然、入れ替わりが途切れてしまい、瀧は三葉に会いに行くことを決心する。
・「高校生同士の恋でかわいいし、でも物語は不思議だし青春だと思える」(16歳・東京)

・「同じ世代の男女2人のきれいな恋愛だから」(18歳・東京)

・「登場人物に感情移入しやすく、見入ってしまうような映画だから」(17歳・千葉)

・「すべてに感動する。心のつまりが取れると思うから」(18歳・神奈川)
2017年に一大ブームを巻き起こしたアニメーション作品『君の名は。』。

高校生の主人公二人が織りなすピュアな恋愛や、美しい風景描写、予期せぬ展開などに、「思わずのめり込んでしまった」という女子高生が多数!

一度、映画館で観たという人も、もう一度、改めて観てみると違った発見があるかも!?

 

傷ついても全力疾走! これぞ胸キュン青春ムービー!!

『アオハライド』
高校生が選ぶ10代で絶対に観ておくべき映画5選
「アオハライド 通常版」
DVD発売中 ¥3,500+税
発売元:集英社/博報堂DYメディアパートナーズ
販売元:東宝
©2014 映画「アオハライド」製作委員会 ©咲坂伊緒/集英社
〈ストーリー〉
主人公の吉岡双葉は、女子に嫌われないようにわざとガサツに振る舞う女子高生。

しかし、心の中には忘れられない初恋の相手がいた。中学時代、突如姿を消してしまった洸だ。

そんな彼と3年ぶりに運命的な再会を果たした双葉。

しかし洸は、以前とはまったく違うクールな別人になっていた…。
・「The・青春って感じがしてあこがれる」(17歳・東京)

・「過去の苦しみを乗り越える力をもらえる」(17歳・千葉)

・「高校生の悩みとか葛藤をよく描いていると思うから」(18歳・東京)
タイトルの「アオハライド」は、「青春(アオハル)」と「ride(乗る)」を組み合わせたオリジナルの造語。

その言葉どおり、青春に乗って突っ走る爽やかなストーリーに憧れを抱く女子高生が続出!

本田翼演じるヒロインのリアルな葛藤や、傷ついても前に進む姿に共感したという意見が多かった。
 

ギャルが本気で受験に挑む努力と感動の実話

『ビリギャル』
高校生が選ぶ10代で絶対に観ておくべき映画5選
「映画 ビリギャル スタンダード・エディション」
Blu-ray&DVD発売中 Blu-ray:¥4,700+税 DVD:¥3,500+税
発売元:TBS
販売元:東宝
©2015映画「ビリギャル」製作委員会
〈ストーリー〉
2014年に話題となった書籍『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』を、有村架純主演で実写化。

高2の夏、学年でビリという成績だった女の子が、ひとりの塾講師に出会い、偏差値70の慶應義塾大学への現役合格を目指していく。
・「ビリから一生懸命勉強して慶應義塾大学に合格する話で、自分が『目標に向かって頑張ろう』という気持ちが薄れてきたときに観ると、やる気が復活するいい映画」(16歳・埼玉)

・「頑張れば、夢は叶うことを教えてくれるし、自分の自信にも繋がるから。受験のときに観て、モチベーション上げていた。また、偏差値が30台から慶應に行くことができるなら、自分はもっと有利な立ち位置でスタートできるから、負けてられないなと思える」(16歳・東京)

・「あきらめなければかなう!」(16歳・神奈川)
“受験”という高校生にとって身近なテーマが題材になっていることもあり、「これを見るとモチベーションが上がる」「やる気が出る」という声が目立った。

思うように成績が伸びなかったり、友達と遊べなくて孤独を感じたりと、リアルな葛藤に共感しつつも、最後には「努力は報われるんだ」「私も頑張ろう!」と前向きになれるストーリーが、オススメの理由みたい。
 

「競技かるた」にかける情熱と一途な想いに感動!

『ちはやふる』
高校生が選ぶ10代で絶対に観ておくべき映画5選
「ちはやふる ー上の句ー/ー下の句ー/ー結びー」
通常版Blu-ray&DVDセット発売中 ¥3,500+税
発売・販売元:東宝
©2016映画「ちはやふる」製作委員会 ©末次由紀/講談社
〈ストーリー〉
幼なじみの綾瀬千早、真島太一、綿谷新の3人は、新に教わった“競技かるた”でいつも一緒に遊んでいた。

しかし、家庭の事情で新と離れ離れになってしまい、高校生になった千早は、もう一度、新に会いたい一心で“競技かるた部”を作る。

全国大会を目指して競技かるたに情熱を注ぐ、千早たちの熱い高校生活が始まる。
・「部活を頑張ろうって思えるし、仲間の大切さがよくわかる。全力を出す楽しさもわかる気がする」(16歳・埼玉)

・「部活への熱さに共感できる」(18歳・神奈川)

・「青春だから、観てほしい!」(18歳・東京)
広瀬すず、野村周平、真剣佑という人気の若手俳優が主演を勤めていることでも話題の映画。

特に、部活に情熱を注いでいる女子高生からの支持が多かった。打ち込んでいる競技は違っても、部活にかける想いや仲間との絆、悔しさ、楽しさは共通なのかも!
 

スーパースターと女子高生の胸キュンラブストーリー

『午前0時、キスしに来てよ』
高校生が選ぶ10代で絶対に観ておくべき映画5選
『午前0時、キスしに来てよ』
Blu-ray・DVD発売中
発売元:フジテレビジョン 販売元:ポニーキャニオン
価格:DVDスタンダード・エディション¥3,800+税 ほか
(C) 2019映画「午前0時、キスしに来てよ」製作委員会
〈ストーリー〉
超まじめな女子高生・日奈々が通う高校に、ある日、国民的スーパースター・綾瀬楓が映画の撮影でやってきた。

運命の出会いを果たした二人は徐々に惹かれ合い、絶対にバレてはいけないスーパースターとJKの秘密の恋が始まる。
・「高校生が夢観てる世界観すぎてキュンキュンするから」(16歳・東京)

・「主人公が高校生で起こりうるようなことが描かれている」(18歳・千葉)
橋本環奈と片寄涼太という超絶美女&イケメンの二人が織りなすシンデレララブストーリー。

鼻をかじるようにキスする“鼻かじキス”や、マスク越しにキスをする“MGK”など、胸キュンシーンの連続で「夢の世界すぎる!」とキュンキュンが止まらない女子高生が続出。

自分の高校に撮影に来て出会うというのも、何となく現実味がありそうで妄想が膨らむみたい!
 

女子高生が今まで観た映画で一番影響を受けた作品とは?


ちなみに、女子高生が今まで観てきた数々の映画作品の中で、「一番印象に残った」「影響を受けた!」という作品についても聞いてみることに。
・「『聲の形』。耳の聞こえない女の子をいじめていた主人公を逆にいじめるようになる他の友達、自分はえらい子、かわいい子と思って偽善者ぶる人など、人間らしいキャラがたくさんいて、現実味があったから」(16歳・東京)

・「『世界から猫が消えたなら』。すごくおもしろいストーリーだったし、観終わった後に暗い気分じゃなくてこれからもっと大切に人生を生きたいと思えたから」(17歳・東京)

・「『コーヒーが冷めないうちに』。ストーリーがとても深く、登場人物一人ひとりの過去が詳しく描写されているため、感情を読み取りやすくとても感動した。あと、予測できない展開で驚かされたから」(17歳・千葉)

・「『少年たち』。友達の大切さを学んだ。子どもは大人になれるけど大人は子どもになれない、だから今を大切にしろみたいなことが自分の心に刺さった」(17歳・東京)

・「『グレイテスト・ショーマン』。いろいろな要素があって、素敵なミュージカル映画で観るたびに鳥肌が立つから」(17歳・千葉)

・「『まどか☆マギカ』。登場人物一人ひとりの心情や関係性などがていねいに描写されているので感情移入しやすい。それぞれの人物の生き方にちゃんとした事情があるので、誰かを嫌いになるというのがなかった。ほかにも、敵や背景も細かく描かれていて、音楽もとてもいい。物語だけでなく、そういった所まで楽しむことができる作品だったので印象に残った」(16歳・神奈川)

・「『ミッドサマー』。最初は本当に意味がわからなかったけど、日本とは違う国の文化や、恋人を本当に信じることとか、とにかく言葉で表せないほど深い映画だったから」(17歳・東京)

・「『トイ・ストーリー』。大人へと成長するにつれ、小さいころあんなに遊んでいたおもちゃと遊ばなくなるのは当たり前のようになっていたけど、『トイ・ストーリー』を観ておもちゃの気持ちを考えてみると、今まで自分が遊んできたおもちゃに対しての感謝の気持ちが出てくるから」(17歳・東京)
邦画だけでなく、海外作品やアニメなど、みんなの心に響いた作品はさまざま。

ただ、これらの作品に共通しているのは、単純にスカッとしたり、俳優陣がかっこよかったりするものよりも、自分自身に置き換えて考えさせられる深いストーリーの作品が多いみたい。

自宅で過ごすことが増えるこの時期。

高校生ならではのみずみずしい感性で、多くの映画に触れてみては?

※2020年6月スタディサプリ進路調べ