高校生でも脱毛できる?医療脱毛・美容脱毛のメリットとデメリット、体験者が語るリアルな本音

腕や脇、すねなどのムダ毛が気になって脱毛を考えている高校生も多いよね。

実は、医療脱毛(クリニック)や美容脱毛(エステサロン) は、保護者の同意があれば受けることができるんだ。

でも、「今、本当に脱毛するべき?」と迷うこともあるはず。

まずは、医療脱毛と美容脱毛の違いやポイントをしっかり知ることから始めよう。

未成年の脱毛に詳しい医師の話や、実際に脱毛をした高校生の感想も紹介するよ。

ぜひ参考にしてみてね!


目次

教えてくれたのは

美容皮膚科『リゼクリニック』新宿東口院:赤岩優妃医師

全国26院を展開する『リゼクリニック/メンズリゼ』の美容皮膚科医。さまざまな資格をもつ、美容のプロ。

リゼクリニック公式YouTubeやInstagramにてタメになる美容知識を発信中。

小中学生脱毛の保護者の対応についても提言している。

高校生約300名に聞いた!みんなのムダ毛処理事情

高校生はどれくらいムダ毛に悩んでる? ムダ毛処理はどうしてる?

みんなの経験談を読んで、自分と同じ悩みをもっているか見てみよう。

ムダ毛に悩んだ経験は?

高校生でも脱毛できる?医療脱毛・美容脱毛のメリットとデメリット、体験者に聞いたホントのとこ
アンケートに回答してくれた100%の高校生がムダ毛に関して悩んだ経験があり!

また、ムダ毛に悩んだことがあるという人は、早くは小学生のころからで、いわゆる成長期と言われる中学生になると一気に増えいくようだ。
\高校生voice/
Q. いつ頃、どんなシーンでムダ毛が気になりだしたの?
───────────────────────────


「プールのときにみんな肌がツルスベなのに、私だけ毛がボーボーだったときにムダ毛が嫌になった」(大阪府・女子17歳)

「小学生のとき、ほかの子と比べて自分の毛が濃いことに気づいたが、親が剃るのを許してくれなかったから処理できず恥ずかしかった」(東京都・女子17歳)

「学校でスカート穿くので目立つようになった」(愛知県・女子18歳)             

「中学の体育で、短パンですね毛が見えてしまい、でも剃る勇気がなくずっとどうしようか悩んでいた」(愛媛県・男子16歳)

「学校行くときに髭を剃ってないとマスクしなければならない」(長野県・男子18歳)

「今、眉毛のムダ毛が気になる」(神奈川県・男子17歳)
高校生でも脱毛できる?医療脱毛・美容脱毛のメリットとデメリット、体験者に聞いたホントのとこ
男女ともムダ毛について気になるという人は多いみたい
気になりだしたタイミングとしては、露出が多い短パン、スカート、制服の夏服、体操着、部活のユニフォームなどを着用したとき、修学旅行でお風呂に入るときなど。

他者に見られたくないと思ったり、周りの友達の様子と比べて感じたり。

周りの友達がムダ毛の処理をしていることで自分も気になるといったパターンも。

ムダ毛処理の方法は?

ムダ毛の処理には、剃刀や電気シェーバー、除毛クリームなどを使って自宅で行うセルフ除毛のほかに、エステサロンなどで行う美容脱毛、脱毛クリニックで行う医療脱毛などがある。

高校生でも脱毛できる?医療脱毛・美容脱毛のメリットとデメリット、体験者に聞いたホントのとこ
試したことのあるムダ毛の処理方法を聞いてみると、剃刀が8割近く、次いで電気シェーバー、毛抜き、脱毛クリームなどで自己処理をしている高校生が多い。

でも、自己処理にはこんな悩みもあるみたい。
\高校生voice/

「自分で剃っているが血が出てしまうことが多くて困っている」(長野県・女子18歳)

「敏感肌だからなるべく肌にやさしい処理のしかたをしたい」(石川県・女子18歳)

「電気シェーバーで剃ってみたが根元まで剃れなかった」(山形県・女子17歳)

「中学生のときに姉の脱毛クリームで脱毛を試みたが肌に合わず、体毛は残り肌も荒れたまま」(奈良県・男子17歳)

「どうやってムダ毛処理をすればいいのかわからなかった」(京都府・男子17歳)
一方、医療脱毛・美容脱毛を経験している人はそれぞれ20%前後。

続いては、この医療脱毛・美容脱毛について、詳しく見ていこう。

試してみたい処理方法は医療脱毛・美容脱毛

すでに医療脱毛・美容脱毛をしているという人たちに加え、興味がある、やってみたい、という人を合わせると、全体の95%以上。

多くの高校生が注目しているということがわかった。

高校生でも脱毛できる?医療脱毛・美容脱毛のメリットとデメリット、体験者に聞いたホントのとこ
続いて、医療脱毛・美容脱毛のイメージについて聞いてみると、「きれいに仕上がりそう」「永久脱毛ができそう」といったポジティブな声がある一方で、「費用が高そう」「痛そう」という声もあった。
 
みんなの声はどれも一理あるけれども、それだけで判断するのは少し早いかも。

もし、医療脱毛・美容脱毛を検討するなら、どんなメリットやデメリットがあるのかしっかりと知ることが大切だよ。

高校生でも脱毛できる?

高校生も大人と同じように、腕や脇、すねだけでなく、さまざまな部位の医療脱毛や美容脱毛を受けることができる。

でも、成長期(第二次性徴期)が終わっていなかったり、必要なケアができなかったりすると脱毛の効果が低くなることもあるので、自分自身の理想の状態・状況にするために、どのタイミングで行うのかは自分次第。

また、脱毛には一定のリスクも伴うため、契約をする際には保護者の同意や承諾が必要になる。
高校生も成人同様に脱毛を受けることができ、避けたほうがよい部位などは特にありません。

この時期に脱毛すること自体にデメリットは特になく、脱毛は済んでしまえば悩みからも解放され快適になります。

しかし、医療脱毛ではレーザーを照射、エステ脱毛では光を照射していくので、痛みや肌トラブル等のリスク、施術期間中の日常生活上の注意などしっかりと理解する必要があります。
 
紫外線対策を脱毛の施術前後に、また施術後はお肌を清潔に保つことも非常に重要になります。

部活動などの屋外活動で紫外線対策が難しい場合や、汗をかいたりした後に清潔を保てなくなる場合などは、肌トラブルに繋がる可能性が高くなります。

そのようなこともご本人やご家族がしっかり理解していることが大切です。

(赤岩先生)

クリニックやサロンで行う脱毛とは

クリニックやサロンで行う脱毛は専用の脱毛機器を体に当てて行う。

毛の生え変わるサイクル(毛周期)に合わせて、毛根に働きかけるんだ。

すべての毛が同じサイクルではないから、間隔をあけて、複数回通う必要が出てくる。

でも、回を重ねるごとに状態に変化が現れてその間隔が開き、しだいに通わなくて済む状態になるよ。
高校生でも脱毛できる?医療脱毛・美容脱毛のメリットとデメリット、体験者に聞いたホントのとこ
医療クリニックやエステサロンでの脱毛は個室で行われるよ

セルフケアとどう違うの?

セルフケアは剃刀や電気シェーバーで生えてきた毛を処理していくけれど、医療脱毛や美容脱毛は肌の中の毛根を破壊したり、成長を抑制したりする。

いわゆる永久脱毛の状態、もしくは近い状態になれば処理の必要はほとんどなし!

また、脱毛で使う脱毛機器は、セルフケアに比べて皮膚への負担が少ないと言われている。
剃刀での自己処理の場合、医療脱毛とは違って必ずまたすぐ生えてきます。

そのため、処理の回数は多くなり、皮膚トラブルを招きやすくなります。自己処理をされる場合は適切な方法で行いましょう。

間違った剃り方や、剃る頻度が多くなると、皮膚表面の角質層を傷つけたり、炎症になる赤いポツポツや黒ずみの原因になります。

(赤岩先生)

医療脱毛と美容脱毛は何が違うの?

これまで医療脱毛と美容脱毛を並べて紹介してきたけれど、実は両者にはさまざまな違いがあるんだ。

それは、使用する機器の出力、効果が出るまでの時間、担当者の資格の有無など。

詳しく見ていこう。

■医療脱毛(医療レーザー脱毛)

医療脱毛とは、医師が常駐するクリニックで行われる医療行為。

国家資格をもつ医師また看護師のみが行える。


厚生労働省より認可を受けた医療用レーザー脱毛機など出力の高いレーザーを使って、毛根組織を破壊。

永久脱毛とよばれる処理を行うことができるよ。

■美容脱毛

美容脱毛とは、エステサロンで行われる光治療器・光美容器によって毛が再生するスピードを緩やかにしていく施術。

フラッシュ脱毛、光脱毛、美容ライト脱毛
ともよばれているよ。

資格や免許は不要で、エステティシャンによって行われる。

エステサロンでは医療脱毛行為は行うことができないため、厳密には制毛減毛という処置になるんだ。

かかる費用や脱毛期間はどのくらい?

本人の状態や部位、施術を受ける場所によって、施術の回数が異なるため、費用や期間はさまざま。

例えば、脇をツルツルと思う状態まで脱毛するとしたら、医療脱毛なら5~10回、美容脱毛であれば10~20回くらいが目安に。

期間では半年~1、2年くらい、費用は1万円~5万円前後 だけど、クリニックやエステサロンによっても大きく違いがあるよ。

クリニックやエステサロンによっては、初回価格やキャンペーンプラン、学割、セット割などがあるので、詳しくはHPなどをチェックしてね。
肌質や毛質、毛の量、生え変わりの周期が人や部位によって違うため、脱毛に必要な照射の回数、かかる期間は異なってきます。

また、最終的に目指す状態、希望の完成度によっても異なります。
 
あくまでも目安ですが、医療脱毛では一般的には3回めの後に毛が薄くなったことを実感でき、5回ほどで普段のお手入れが楽になると言われています。

5回で満足される方が多いですが、自己処理がほとんど不要になるには8回~10回以上を目安とされるとよいでしょう。

使用する機器の出力が低い美容脱毛では効果を維持するには10~20回以上の施術が必要と考えられます。
 
費用も部位によって異なります。

当院での場合、高校生に比較的人気の部位「ワキ脱毛」の5回コースが1万9800円となっています。また、学割価格の用意もあります。

(赤岩先生)

医療脱毛のメリットは?

医師が常駐するクリニックで行われる医療行為である「医療脱毛」。

脱毛効果が高い、医師が常駐、施術回数が少ないなどのメリットがあるよ。

脱毛効果が高い

いわゆる永久脱毛とは医療脱毛によるもの。お手入れが楽に感じる目安は5回前後

医療脱毛で用いられるのは出力の高い医療用レーザー脱毛機。

毛包に存在する毛を再生させる細胞(幹細胞)をレーザーによって破壊していくので、永続的な効果が得られる。

医師が常駐し対応

クリニックであるため医師が常駐しているので安心感がある。

医師が肌状態を診察しながら施術を提案し、また、万が一の皮膚トラブルがあった場合にその場で処置や薬の処方を行うことができる。

施術回数が少ない

出力の高い医療用レーザー脱毛機を利用するため、少ない回数でも効果を実感しやすい。

医療脱毛のデメリットは?

高い効果を期待できる医療脱毛だけど、費用が高額に感じる、痛みがあるなどがデメリットと考えられる。

費用が高額に感じる

ほかのムダ毛の処理方法と比べて、医師が常駐し、効果が期待できる分、高額になる傾向が。

しかし、1回あたりの費用として考えると高い場合が多いが、少ない施術回数で効果を得られることが多いので、理想の状態になるためにどれくらいの回数が必要かという視点も大事だよ。

痛みがある

出力の高いレーザー脱毛機を用いるため、痛みを感じやすい傾向がある。

医療機関となるため、痛みを軽減する笑気麻酔や麻酔クリームなどの麻酔の処置を事前に受けることもできる。

再び生やすことが難しい

医療脱毛は永続的に生えてこなくなる可能性が高い。

そのため再び生やそうとしても、元に戻すということは難しくなってしまうんだ。

特に見た目を左右するような、髭や眉などは将来的に必要と思うこともあるので、慎重に検討しよう。

美容脱毛のメリットは?

エステサロンなどで行える「美容脱毛」。

減毛・制毛効果がある、痛みが少ない、美肌ケアといったメリットがあるよ。

減毛・制毛効果が得られ、痛みが少ない

永久的ではないけれど、ムダ毛の成長を抑え目立たせなくさせることができるよ。

エステサロンで使用する脱毛機は出力が控えめな分、肌への負担が少なく、痛みが弱いと言われているよ。

ただ、口周りやVIOなど肌が薄い場所、神経が集中している場所は美容脱毛でも痛みを感じる傾向があるので注意してね。

入りやすい・通いやすい雰囲気

おしゃれな内装で、気軽な雰囲気のあるエステサロン。

1回あたりの価格がお手頃だったり、お得なキャンペーンプランが用意されていることもあるよ。

また、店舗が複数ある会社であれば自宅の近くに店舗をみつけやすくなるよ。

同時に美肌ケアを行えることも

美容脱毛は皮膚への負担が少ないというのも人気のポイント

光脱毛機では減毛・制毛と同時に美肌効果を期待できることも。

また、施術の際に保湿効果の高い美容液やジェルなどでケアをしてくれるサロンもあるよ。

プランに含まれているものもあれば、追加オプションとなるものもあるので、美肌効果を考えているのならしっかり確認することをお忘れなく!

美容脱毛のデメリットは?

入りやすい雰囲気のあるエステサロンだけど、効果が一時的、資格者がいない、施術回数が多くなるといったデメリットがあることも知っておこう。

効果が一時的

毛の成長を抑制する美容脱毛の効果は一時的となるため、再び生えてくることを覚えておこう。

3~4年くらい持続すると言われているので、状況によって使い分けることができるよ。

資格者がいない

資格がなくても施術が可能なため、スタッフの技術に差を感じる場合があることも…。

スタッフ研修などを定期的に行って技術力を高めているかなどをチェックしておくと安心できるかも。

また、トラブルがあっても医療行為を行うことができないので、万が一のときにどのような対応をしてもらえるのかを事前にしっかりと確認しておこう。

施術回数が多い

美容脱毛で用いる機器は出力が高くないので、効果を感じるまでに回数が必要になることが多いんだ。

そのため、完了と感じるタイミングまでに、回数・期間がかかることが。

無制限プランであれば回数が増えても費用に変化はないけれど、そうでない場合は最初の価格が手頃でもトータルしたときに大きく費用がかかってしまうこともあるので注意してね。

クリニックやサロンを選ぶポイント

クリニックやサロンを選ぶときには、豊富な知識をもつ医師やスタッフが在籍しているか、トラブルの際の対応が整っているかなどをチェックしよう。

いくつかのポイントを押さえながら、自身が納得できる脱毛クリニックやエステサロンをみつけてね。

豊富な知識をもつ医師やスタッフが在籍しているか

高校生でも脱毛できる?医療脱毛・美容脱毛のメリットとデメリット、体験者に聞いたホントのとこ
医療クリニックには医師が常駐。診察を行ったうえで適切な脱毛の提案をしてくれる
脱毛に関する知識があるかは当然!だよね。

受ける人の病歴や皮膚の状態などを確認して、その人に合わせた効果的な脱毛を提案し、リスクなども詳しく解説してくれる医師やスタッフがいると安心。

料金がきちんと提示されているか

脱毛は毛周期もあり、1回で完了しないもの。

希望の状態になるまで、何回かかりそうで、費用がいくらになるか、トータル金額をきちんとわかるように提示してくれるなら安心できるよね。

キャンペーン価格で2回めからは通常価格、無制限なのか数回分なのかなどで金額は大きく変わる。

曖昧にしないで確認しておこう。

通いやすいクリニック・サロンか

脱毛を始めたら、完了するまでに複数回通い続ける必要があるから、自宅からちょうどよい距離にあって、通い続けたいと思えるような場所をできることなら選びたい。

予約が取りにくい人気サロンは思ったペースで通えないこともあるので要注意!

不安や疑問を取り除いてもらえるか

脱毛の処置の痛みが怖かったり、脱毛のプランがよくわからなかったりして、不安になっちゃうこともあるよね。

些細な不安や疑問にもしっかりと寄り添って、きめ細やかな対応をしてくれる場所であれば安心できるよ。

高校生としてクリニックやサロンを選ぶポイントは?

クリニックやサロンに通うのは、高校生であるみんな。

選ぶときに、高校生ならではの視点で考えることも大切だ。

本人の意思を尊重してくれるか

初回のカウンセリングや契約には保護者が同行することが多くなるけれど、しかし、実際に脱毛を受けるのは高校生。

保護者に向かってばかり話をするのではなく、高校生自身に目を向けているようなら、その意思を汲んでくれるはずだね。

発達段階に応じた説明を、本人や保護者にしてくれるか

身体のさまざまな変化が感じられる第二次性徴は、中学生や高校生ごろに終わりを迎えると言われているよ。

その身体の変化の度合いは人それぞれだから、今でよいのか、今でないのならいつがよいのかなど、発達段階に合わせた内容で本人や保護者に対して説明をしてくれると安心できるね。

学校行事や習い事などの都合を配慮してくれるか

高校生でも脱毛できる?医療脱毛・美容脱毛のメリットとデメリット、体験者に聞いたホントのとこ
体育祭や部活など外での活動が続く場合は脱毛のスケジュールに調整が必要な場合も
脱毛は、毛の周期に合わせて継続的に通うことで効果を得られるけれど、学校行事や大会などもある高校生にはちょっと大変なときもあるよね。

通えない時期はどうしたらいいか、しっかり相談しておくと安心だよ。

また、脱毛前後は紫外線がNG。

陽の光にさらされ続ける行事や部活がある場合、どの程度の対策をしたらいいのか確認しておこう。

 コミュニケーションをしっかり取ってくれるか

自分の身体に関する施術をしてもらうのだから、不安があるのは当たり前!

実際に脱毛をするようになったら、1人で通うことがあることも想定して、1人でもコミュニケーションが取れるか想像してみよう。
本人が体毛を気にしたり、自己処理をし出した時点で脱毛は可能と考えます(※)。

ただし、実際に脱毛施術を受けるには子ども本人が脱毛をしたいという意思があることがとても重要です。
 
さらに、施術には多少痛みも伴いますので、施術に耐えられるか、施術中や前後の注意事項について理解ができるかなど、本人とご家族とで十分話し合い、脱毛を決めていただくことが大切です。
 
※当院では、8歳(小学3年生の春休み以降)からご契約が可能です。また、未成年へのカウンセリングは親権者の同席が必要です

(赤岩先生)

脱毛経験者に聞いた!リアルな本音

医療脱毛や美容脱毛を経験した高校生100人にリアルな感想を聞いたよ!

自分と同じようなことで悩んだり迷ったりした人もいるかも⁉

どのように解決したのか、その経験を参考にしてみよう

クリニックやサロンで脱毛をしようと思った理由は?

やっぱり多いのは「ムダ毛の処理が大変だったから」「きれいにできると思ったから」。

セルフケアから脱毛に切り替えている人が多いみたい。

また、「保護者から勧められて」という意見もよく見られた。
\高校生voice/

大人になってからより今のうちに通っておいたほうが楽だと思ったから(愛知県・女子17歳)

値段は高いけど、自分でできない背中やおしりなども丁寧に処理してもらえるのは手間が減ってとてもいいと思ったから(宮城県・女子17歳)

保護者の勧めで、自分も悩んでいたからやり始めた(兵庫県・男子16歳)

毛穴が気になり始めてきれいにしたかったから(鹿児島県・女子18歳) 

剃刀で剃ることが皮膚に悪いと聞いたから(千葉県・女子18歳)

医療脱毛じゃないと毛がまた生えてくるから(東京都・女子18歳)

保護者にどうやって相談した?

保護者に相談することで、今の自分にとって脱毛が必要なことか考えることができる
\高校生voice/

行きたいと素直に言った(兵庫県・女子16歳)

勇気を出して、ムダ毛が気になるんだよねと直接相談した(埼玉県・女子17歳)

自己処理だと肌へのダメージが大きいので、肌トラブル防止のためにも通わせてほしいと伝えた(東京都・女子17歳)

いずれするだろうから早めにしておきたい、費用はバイト代から出すと相談した(愛知県・女子17歳)
ほかに、自分から保護者に伝えにくかったために兄弟を通じて話してもらったという人や、保護者に相談したところ一緒に脱毛に通うようになったという人も。

親世代も脱毛を経験していたり、関心をもっていたりするので、ムダ毛が気になる場合は、抱え込まずにまずは身近な人に気軽に話してみるのがいいかもしれない。

クリニックやサロンどうやって探した?決め手は?

自分に合うクリニックやサロンをみつけるために、幅広く情報を集めよう

施術場所を決めるために、経験者たちが活用したもので多いのはやっぱりインターネット

クリニックやサロンの自社サイトで情報を確認して比較したり、ビューティ系の情報サイトやインスタ、TikTokなどの口コミ情報をチェックしたりしたようだ。

また、保護者が通っていた、親が勧めた場所にしたという人も。
 
決め手となったポイントとして値段カウンセリングの良さが挙がっていたけど、目立っていたのは、家からの通いやすさ。

複数回通うことを考えると、継続して通える場所でないと面倒に思ってしまう。

通う期間を短くしたいなら、予約の取りやすさ使用する機器なども調べておこう。

良かったこと、大変だったことは?

良かったこととして多いのは、やっぱり「毛が薄くなった」「毛がなくなった」という点。

1回で効果が実感できる人もいれば、通い始めでまだわからないという人もいる。

ただ完了はしなくても、回を重ねることで、自己処理をする頻度が減っていくよう。
【良かったこと】

とてもきれいになったこと(北海道・男子18歳)

そこまで痛くなく、寝られるくらいゆっくりできた(岩手県・女子18歳)        

毛の処理が楽になった(岐阜県・女子16歳)

肌がきれいになった(神奈川県・女子17歳)
大変だったこととしては、費用や痛みのことを言っている人が多い。

痛みに対する感覚は人それぞれのこともあり、麻酔を追加することができるクリニックもあるが、追加費用が発生することで「高い」と感じることも。

また実際に通い始めると、脱毛にかかる約1~2年間は通い続ける必要があり、学校行事や部活があったり、人気のサロンでは予約が取りにくかったりすると、通うのが大変だったようだ。

脱毛の前後にセルフケアが必要なことを面倒に感じた人もいた。
【大変だったこと】

まだ生えてくる(和歌山県・女子16歳)

2回め以降が初回限定割より値段がかなり高くなった(栃木県・女子18歳)

光で肌が荒れてかぶれた(熊本県・女子18歳)        

痛すぎる(福岡県・女子18歳)

生理に被らないように日程調整すること(愛知県・女子17歳)

倒産してしまい永久脱毛の予定ができなかった(愛知県・女子16歳)

前日に剃るのが大変(栃木県・女子18歳) 

ズバリ!満足度は何%だった?

高校生でも脱毛できる?医療脱毛・美容脱毛のメリットとデメリット、体験者に聞いたホントのとこ
「自分が経験した医療脱毛・美容脱毛の満足度は何%?」という質問には、80%以上の人が5割以上、100%と答えた人は約2割にもなった。

医療脱毛・美容脱毛には、種類や考え方がそれぞれのクリニックやサロンで異なるから、自分に合った方法をみつけることが大切だよ。

まずは、自分の希望や不安をしっかり整理して、どの方法が一番安心できるかを考えてみよう。
 
もし不安や疑問があれば、しっかり解消しておくことが大事。

実際に無料カウンセリングを受けてみるのもいいかもしれないね。

保護者ともよく話して、自分のタイミングで、納得できる方法をじっくり考えてみよう。


取材・文/伊藤延枝 取材協力・監修/赤岩優妃(医療脱毛のリゼクリニック)画像提供:美容皮膚科『リゼクリニック』 構成/寺崎彩乃(本誌)

※記事内のデータ、およびコメントは、2025年1月に行った、株式会社マクロミルによる高校生310人を対象にしたアンケートによるものです

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