卒業の記念に挑戦しよう! 黒板アート甲子園で作品募集中!
「黒板アート」とは黒板にチョークで描いたイラストやメッセージのこと。
例えば、カフェでメニューが描かれた黒板も黒板アートのひとつだ。そして今、世界から注目されているのが、日本の学校の大きな黒板を使って大胆に描かれた黒板アート。クオリティーの高さはもちろん、学校という場所ならではのメッセージ性、いずれ消さなくてはならないはかなさなどが魅力となって人気を集めている。
TwitterなどのSNSでも高校生が、自分たちで描いた黒板アートの画像をアップ。最近では『アナと雪の女王(R)』のワンシーンを黒板アートにした女子高生が、テレビで紹介されるなど話題に。
また、黒板の前にリアルに人を配置してアートの一部にする手法がはやったり、美大生による黒板ジャック集団が登場するなど、みんながいろいろな工夫をして黒板アートを楽しんでいる。
そんな黒板アートの名作が多く生まれるのは、やっぱり卒業シーズン。
黒板アートをはやらせた人のひとりに長崎の高校教師の小野大輔先生がいるが、小野先生も以前勤務していた中学校で卒業生の似顔絵を描いたことから有名になった。そんなふうに先生が生徒へのメッセージとして描いたり、クラスみんなで記念の作品を作ったりと、卒業シーズンの黒板はにぎやかになる。
そんな中、黒板やホワイトボードのメーカーである日学が、2015年の卒業シーズン、高校生を対象に「黒板アート甲子園・プレ大会」を開催する。
さまざまな思いを込めて制作した黒板アート作品を撮影して画像データを送ってほしいと呼びかけている(3月16日まで)。ちなみに、小野先生も審査員のひとりとして参加する。
応募はグループ単位なので、卒業するクラスや、先輩たちを送る後輩グループ、仲よしグループや部活の仲間同士でもOK。
注意しなくてはならないのは、応募する際に学校からの承諾を得ること。そして、アニメキャラクターや有名人の似顔絵のように著作権などの権利を侵害するものはNGだ。ネット上でも黒板アートを個人的にアップする高校生がたくさんいるが、多くは元ネタありなので要注意。
ぜひ、オリジナリティーあふれるテーマとアイデアを自分たちで考え出してほしい。それから、入賞作品は公開されるので個人名はアートの中に入れない、ということもお忘れなく。
入賞したら、自分たちの作品がポスターやネットでたくさんの人の目に触れるのはもちろん、応募するために気合いを入れてみんなで一つの作品を作り上げるのは、絶対に忘れられない思い出になるはず!
黒板アートが大好きな人も、初めて挑戦という人も、仲間と一緒にすてきな作品を作って、ぜひ応募してみよう!
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