心からのありがとう!高校生が伝える感謝の手紙が泣ける!
もうすぐ卒業&進級の季節。
節目となるこの時期は、いつもは恥ずかしくて言えない感謝の気持ちを素直に伝える絶好のチャンス!
そこで、全国の高校生男女235人に、この場を通じて【家族】【先生】【友達】へ「感謝のメッセージ」を届けてもらうことに!
【家族編】
〈お母さんへ〉
・「いつも朝早くから大変なのにお弁当を作ってくれてありがとう。素直に言えないけどめっちゃおいしいよ! 部活の費用とかもたくさんで大変なのに、ほんとにありがとう」(高1男子・愛知)
・「お母さん、いつも私のことを一番に応援してくれてありがとう。志望校を決めるとき、学校の先生に『お前の成績じゃ、その学校は無理だ』と言われてショックを受けていた私に、『頑張って好きなところを受けてみればいい』と言ってくれてうれしかった。第一志望に受かって親孝行したかったけど、落ちちゃってごめんなさい。応援してくれたお母さんのために、絶対看護師になって親孝行できたらって思います。いつもありがとう」(高3女子・埼玉)
・「私が学校に行けなくなったとき、たくさん支えてくれて一緒に泣いてくれたお母さん。いつも迷惑かけて、心配かけて、ごめんなさい。なかなか成長できない私だけど、これからも頑張るから見守っててね。いつもありがとう」(高1女子・山形)
〈お父さんへ〉
・「部活、生徒会、勉強…どれを優先すればいいかわからず混乱していたとき、アドバイスをくれてありがとう。困ったときはいつもお父さんに助けられてきました。私がここまで来れたのも、あなたのおかげです。本当にありがとうございます」(高1女子・福岡)
・「母を亡くして、自分たち子どもの面倒を1人で見てくれているお父さん。毎日一人でしんどいなか、ありがとう。いつか恩返しできるように頑張ります」(高1男子・大阪)
家族への感謝は、お母さんに向けたメッセージが圧倒的多数!
特別なことへの感謝というよりは、毎日お弁当やご飯を作ってくれるなど、つい当たり前だと思いがちな日常の行為に、あらためて感謝したいという人が多かった。
高校3年生からは、辛い受験勉強を支えてくれたり、夢を応援してくれた母の大きな愛に感謝するメッセージも!
一方、お父さんに対しては、一生懸命働いてくれることや、ここぞという時のアドバイスが心に響いたという意見が多かった。
また、両親だけでなく
・「私の相棒だった犬のイチゴ。去年の12月に天国に行っちゃったけど、たくさんの思い出をくれてありがとう。イチゴと私は性格が似てて、姉妹みたいな存在だったよ。短気で甘えん坊でヤキモチ焼きで…。そんなイチゴが本当に大好きでした。イチゴは幸せでしたか? 私はイチゴと出会えたことが幸せです」(高3女子・東京)
と、愛犬への感謝を綴ったメッセージも。
家族には、ついワガママを言ったり冷たい態度を取ってしまいがちだけど、心の中では「いつも味方でいてくれる家族に、いつか恩返しがしたい」と思っている高校生が多いみたい!
【先生編】
〈教科担当の先生〉
・「進路について、現実的な意見をくれた経済の先生。『行きたい進路はここからじゃ、まず無理だ』とはっきり言ってくれてありがとうございます。目を向ける方向を変えて、ここから何になれるかを見つけていきます」(高3男子・東京)
・「産休中の英語の先生へ。授業や課題は厳しいけど、それ以外のときは一番やさしかった。先生が産休に入ってから、先生の授業と代わりの先生をどうしても比べてしまいます。厳しかったけど、いなくなってから大切さがわかりました。産休が終わったらウチの学年に戻ってきてください!」(高1女子・神奈川)
〈部活の顧問の先生へ〉
・「先生からは毎日たくさんのことを教えてもらっています。人間として大切なことをたくさん吸収していい大人になりたいと思います。他人のことを褒めて伸ばす、そんな教育方針が大好きです」(高1女子・宮城)
・「自分は剣道は上手ではなかったけど、一生懸命努力する姿を誰よりも評価してくれた中学の時の顧問の先生。あなたのおかげで自分に自信がもてて、第一志望の高校に合格することができました。ありがとうございました」(高1男子・茨城)
〈塾の先生へ〉
・「受験の面接練習では、夏休みの間に30回も付き合ってもらいました。第一志望に落ちたときは、とにかく泣いて、このままじゃ第二志望も受からないと思ったけど、予備校に行ったら先生が真っ先に、必死に励ましてくれたから、自信をもって第二志望を受けられました。1年間勉強を頑張れたこと、第二志望に合格できたことは、先生のおかげです。ありがとうございました」(高3女子・埼玉)
受験を応援してくれたり、気持ちを理解して認めてくれたり…。
そんな先生のやさしさはもちろん、意外にも“厳しく指導してくれたこと”にもありがたみを感じている人が多かった。
生徒のことを真剣に考えているからこそ、あえて厳しい言葉をかけてくれたことは、高校生にもちゃんと“愛情”として伝わっているみたい。
【友達編】
〈クラスメイト・親友へ〉
・「君と会うまでは、こんなに自分が人とコミュニケーションをとれるなんて思ってもみませんでした。正直人生が変わりました。一生忘れない思い出です。本当にありがとう。そしてこれからもよろしく」(高2男子・香川)
・「3年間ずっと隣りにいてくれてありがとう。いつも笑わせてくれて、泣いてるときには元気をくれて…。出会えて良かったって心から思ってます。卒業したら会えなくなるけど、ずっと友達やで!」(高3女子・兵庫)
〈部活仲間へ〉
・「何回もくじけそうになったけど、お前が支えてくれたから一緒に頑張ることができた。毎日バカみたいに過ごしているけど、お前に会えてほんとに良かった。これからもよろしくね」(高1男子・愛知)
友達との出会いは、高校生にとってこれからの人生を変える大きなできごと。
素の自分を受け入れてくれて、一緒に笑ったり泣いたりできる毎日に、感謝している人が多かった。
そのほか、家族、先生、友達以外にも、
・「彼氏へ。大学が県外だから遠距離恋愛になるって言われた時は辛くて泣いたけど、記念日にはサプライズで帰ってきてくれたり、いつもありがとう。これからも一緒にいようね」(高3女子・群馬)
・「いつも振り回してばかりでごめんね、でもお前のことが大好きだ! ありがとう!!」(高2男子・埼玉)
・「指原莉乃様。いつも握手会で励ましてくれてありがとう。さっしーは、元気がないとき、いつも私に元気をくれる存在です。部活で怒られても元気になれるのはさっしーのおかげ! 大好き!!」(高2女子・山口)
・「Sexy Zoneの菊地風磨さんへ。8年前から大好きです。風磨さんには何度も助けられました。いつも元気をくれてありがとう」(高3女子・東京)
など、芸能人に感謝を伝えたいという人も!
恥ずかしくてなかなか言葉にできないけれど、高校生の心の中には、たくさんの「ありがとう」が詰まっていることがわかった今回のアンケート調査。
年度が変わる今だからこそ、胸に秘めた感謝の気持ちを思い切って伝えてみては…?