創作の夏! 今からでも間に合う高校生限定の文芸コンテスト
「文章を書くのが好き」「将来は小説家志望」「童話作家にあこがれてる」「批評家やライターもいいな」「放送作家になると決めている」…そんな物書き志向の高校生にとって、夏休みは貴重な時期。
まとまった作品を一本仕上げるのに十分な時間があるし、集中できる環境も作りやすい。そこでちょうどいい目標になりそうなのが、秋に締め切りがある高校生向けの文芸コンテストだ。代表的なものを紹介しよう。
小説、文芸評論、随筆(エッセイ)、詩、短歌、俳句、文芸部誌の7部門で募集。
主催は公益社団法人全国高等学校文化連盟と読売新聞社。
応募受付は8月21日(水)~9月18日(水)(消印有効)。
今年で27回目を迎える歴史のある文芸コンクールで、過去の受賞者には、その後に小説家やマンガ原作者、歌人として活躍している人も!
こちらは短編小説の部、現代詩の部、短歌の部、俳句の部の4部門で募集。
主催は國學院大學と高校生新聞社。審査員には作家の北村薫氏の名前も。
すでに募集はスタートしており、締め切りは9月9日(月)(消印有効)。
副賞は、各部門最優秀賞が5万円、優秀賞が3万円だ。
こちらは童話限定のコンクール。宮沢賢治が生まれ育った花巻市、富士大学などが共同で主催している。
すでに募集はスタートしており、締め切りは9月15日(日)(消印有効)。ホームページで過去の受賞作品を読むこともできる。
金の星賞(大賞)受賞者には、図書カード10万円分のほか、花巻旅行の副賞も!
アートにも文章を書くことにも興味があるという高校生におすすめなのが筑波大学芸術専門学群主催の「高校生アートライター大賞」。自分が作品を作った体験をもとに書く「制作体験」、アーティストが作った作品について書く「作品探究」、アートと人々の交流について書く「芸術支援」の3部門でアートにかかわるエッセイを募集する。
締め切りは10月15日(火)。
「書く力」をつけるにはとにかくどんどん書くことが大切。やるとなったら目標があったほうがエンジンもかかるはず。「書きたいことがある!」という高校生はこの機会にチャレンジしてみては?