【高1・8月】今月のやることナビ☆高校生活と進路の流れを先取り!

夏休み、「進路のことも何かしたほうがいいのかな」と思っても、まだ志望校もやりたいことも決まっていなくて、何から始めればいいか迷うこともあるよね。

そんな人こそ、まずは気になる学校や授業をのぞいてみるのがおすすめ。TODOカードを見ながら、この夏にできそうなことから確認していこう!


高1・8月のイベントとTODOをチェック

高1・8月ってこんな月

7月は、好きな教科や気になる分野を手がかりに、夏に見てみたい学問や学校を考える時期だった。8月は、実際にオープンキャンパスや模擬授業に参加して、高校の外の世界にある学びを見てみる月。

高1の今は、行きたい学校や将来の仕事を決めきる必要はないよ。説明を聞いて「面白そう」と思ったり、「想像していたのとは少し違うかも」と気づいたりすることも、進路を考える材料になる。

9月以降は、文理選択について考える場面も増えていく。夏に見たことや感じたことを少し残しておくと、好きな教科と学びたい分野をつなげて考えやすくなるよ。

高1・8月にやっておきたいこと

ここからは、上のリストで紹介したTODOについて、ひとつずつ詳しく説明していくよ。

TODOは6つあるけれど、全部を一度にやろうとしなくてOK。まずは【これだけTODO】をチェックして、自分に関係ありそうなものから読んでみよう。すでにできている人や「今の自分には当てはまらないかも」と思った人は、最後のまとめに進んでも大丈夫だよ。

【これだけTODO】OCや模擬授業で気になる学びを2〜3つ見つける

オープンキャンパスや模擬授業に参加したら、「今日だけで進路を決めよう」と考えなくてOK。

まずは、
・授業を受けて面白いと思ったこと
・初めて知った学問や分野
・もっと詳しく聞いてみたいと思ったこと
・自分の好きな教科とつながりそうなこと

を探してみよう。

例えば、「人が商品を選ぶ理由が面白かった」なら心理学や経営学、「食品の実験が気になった」なら栄養学や農学、「ゲームを作る話が面白かった」なら情報学やデザインなどにつながることもあるよ。

気になる学びは、まだ1つにしぼらなくて大丈夫。「これも面白そう」「こっちも少し気になる」と2〜3つ見つけられたら、夏の収穫としては十分だよ。

【卒業後に何をしたいか、まだわからない人は】OCや模擬授業に参加する

高1の夏は、OCデビューにぴったり。卒業後にやりたいことや志望校がまだ見えていない人ほど、学校の外の学びを実際にのぞいてみよう。

学校を探すときは、
・好きな教科に近い学問がある
・少し気になる仕事や資格につながりそう
・家から行ける場所にある
・模擬授業や体験プログラムが面白そう

くらいの理由から選んでみよう。

高1のオープンキャンパスは、学校を決めるための最終確認ではなく、進路の世界をのぞいてみる機会。参加してみて「もう少し知りたい」と思うことも、「自分には少し違うかも」と感じることも、どちらも大事な発見だよ。

予約が必要なイベントもあるので、気になる学校があれば日程や申し込み方法も確認しておこう。

【OCの感想が「楽しかった」で終わりそうな人は】面白かったことをメモする

学校説明や学部説明、模擬授業を聞いたら、その日のうちに印象に残ったことを少しメモしておこう。

例えば、
・初めて知った授業や実習
・面白いと思った研究テーマ
・気になった資格や仕事
・先生や在学生が話していたこと
・もう少し調べたいと思ったこと

など。

きれいな感想文にする必要はないよ。「実験が面白かった」「先輩の話がわかりやすかった」「思ったより実習が多かった」くらいでOK。

時間がたつと、学校名は覚えていても、何がよかったのかを忘れてしまうことがある。スマホのメモなどに残しておくと、秋に文理や学問を考えるときにも見返しやすいよ。

【どの学校も同じに見える人は】雰囲気や通いやすさも見ておく

学校を見るときは、授業や学部の説明だけでなく、実際に通うことも少し想像してみよう。

・駅から学校までどれくらいかかるか
・校舎や教室はどんな雰囲気か
・先生や在学生はどんな様子か
・図書館や実習室などの施設
・休み時間を過ごせそうな場所

なども、行ってみるとわかることがあるよ。

高1の今から細かく比較する必要はない。でも、「ここは居心地がよさそう」「毎日通うには少し遠いかも」と感じたことも、自分に合う学校を考えるヒントになる。


【大学か専門か、違いをよく知らない人は 】学び方の違いを見てみる

大学・短大と専門学校のどちらに進みたいか、よく調べてない人も多いはず。そんな人は、今すぐどちらかに決めるのではなく、それぞれでどんな学び方ができるかを見てみよう。

大学・短大では、興味のある分野を幅広く学び、研究やゼミなどで深めていくことが多い。一方、専門学校では、目指す仕事に必要な技術や資格を、実習を通して学ぶことが多いよ。

ただし、学び方は学校や学部・学科によって違う。名前だけで判断せず、授業や実習の内容を見て、「自分はどんな学び方が面白そうか」を考えてみよう。

【文系・理系、どっちが良いか迷っている人は】夏の興味を秋につなげる

秋に文理選択について考える予定がある人は、夏に見つけた興味を少し見返してみよう。

例えば、
・模擬授業で経済の話が面白かった
・医療や栄養の仕事が気になった
・情報やデザインの学びをもっと知りたい
・子どもや教育にかかわる仕事が気になった

など。

学問によっては、文系・理系のどちらからも目指せるものや、学校によって必要な科目が違うものもある。だから、「この分野なら絶対に文系」「この仕事なら必ず理系」と、すぐに決めつけなくて大丈夫。

夏に気になった学問を調べて、文理選択で先生や保護者に相談したいことをメモしておこう。

「好き」だけでなく、「違うかも」も夏の収穫

OCや模擬授業へ行っても、必ず「ここだ!」とビビッとくるとは限らない。思ったより興味をもてなかったり、別の分野のほうが気になったりすることもあるよ。

でも、「自分は何に反応したか」「何は少し違ったか」がわかることも、選択肢を広げるための大事な収穫。

文理選択も、得意な教科だけで決めるものではないよ。どんなテーマを面白いと思ったか、どんな学び方なら続けられそうかも材料にして、秋に相談したいことを少しずつ言葉にしていこう。
FROMスタサプ編集部
友だちに誘われて参加した体験授業、難しい言葉ばかりでてきて、「なんかしんどいな」と感じたことがあったよ。「向いてないのかも?」って、帰り道はしょんぼりしちゃって…。

でも今思うと、「ちょっと違う」がわかったのも発見だったのかも。「もっと知りたい」「ちょっと違った」、どっちも残して、少しずつ進んでこー!
構成/寺崎彩乃(編集部)