【スタサプ部屋】スタサプ編集部が高校生の今!読んでほしい本

高校生のみんな~!こんにちは、スタサプ編集部です!
な、夏休みがあと数日で終わるね…私が高校生のころは大慌てで夏休みの課題をしてたっけ。数学が苦手だったから、得意な子に助けて~!教えて~~!って連絡してたよ(笑)。
みんなは課題進んでる?無事に休み明け提出できるよう全力で応援するね☆☆フレー!フレー!!

この連載「スタサプ部屋」は、
「こんなことを考えて記事を作っているんだ!」
「編集部ってこんな人たちなんだ!」
そんなふうに、スタサプをもっと身近に感じてもらえる連載を目指しています。毎月いろんなテーマでお届けしているんだけど、今月は「高校生の今!読んでほしい本」特集!果たして誰がどんな本を選んだのか…YO!チェケラッチョ~~~☆☆

今月はスタサプ編集部が激推し!高校生の今!読んでほしい一冊☆☆☆

先月のおすすめマンガに続き、今回は本!まだまだ暑いので、エアコンが効いた涼しい部屋だったり図書館に行って探して読んでほしいっ!今回は本が大好きでいつもわれわれ編集メンバーにも読んだ本をおすすめしてくれているSTAFFのHIROKOも参加しているよ。高校生のうちにぜひ読んでほしい本ばかりだし、きっとみんなのパワーやお守りになるはず…!

  哲学をポップに学べる!『自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学』/しんめいP

サンクチュアリ出版

Q.どんな作品か教えて!

「哲学」って聞いただけで、「ムリムリ!」って飛ばしそうになった人、ちょっと待ってー!この本、めっちゃポップ!東大卒の“こじらせニート”(悪口じゃないよ。本当に帯にそう書いてあるw)が、老子や荘子、ブッダなど東洋哲学に出合って少しずつ人生が気楽に感じられるようになっていくっていうお話だよ。「この世はフィクション」「ダメなやつほど救われる」など、目次を見ただけでも「え、何それ!?」って気になって、ついページめくっちゃうよ!

Q.高校生のみんなへのおすすめポイントは?

「ほんとの自分って?」「自分は何がしたい?」そんなふうにモヤモヤした時に、ぜひ読んでほしい!「こうあるべき」って考え方から少し自由になれて、新しい世界が見えてくるかも。ちなみに私、哲学科卒なんだけど、この本は今まで読んだ哲学書のなかでもトップクラスに読みやすかった!哲学デビューにもおすすめだよ☆

大学がどんなところか物語で知れちゃう!『文学部唯野教授』/筒井康隆 

『文学部唯野教授』/筒井 康隆 著/岩波書店

Q.どんな作品か教えて!

主人公はある大学の文学部に新しく赴任した唯野仁。大学内の争いやいざこざに巻き込まれるおもしろストーリーが展開される一方で、唯野教授の講義内容が、実は実際に文学批評の基礎的な内容となっている…という両面楽しめる作品だよ。

Q.高校生のみんなへのおすすめポイントは?

「大学ってどんなところだろう?」という視点でストーリーを楽しく追っていくだけでもよいし、「文学部に興味があって…」ということなら、講義を受けながら興味が湧いた部分を深く調べるもよいし、と二度おいしい作品。40年近く前に出版された作品ですが、大学や大学での学び、そして教授という存在が、何となく身近に感じられるのではないかと思うよー!

生きるのしんどいなって思ってる人に読んでほしい!『天国はまだ遠く』/瀬尾まいこ

瀬尾まいこ『天国はまだ遠く』(新潮文庫刊)

Q.どんな作品か教えて!

仕事も人間関係も疲れ果てた主人公が、誰も自分を知らない田舎で命を絶とうとする――。そんな衝撃的な幕開けから始まる。でも、その土地で出会った人たちのやさしさや穏やかな環境に少しずつ心を癒やされ、自分にとっての「居場所」をみつけていくストーリーだよ。

Q.高校生のみんなへのおすすめポイントは?

私自身もかつて自分というものが見えなくなっていた時に出合った一冊。主人公が抱える苦しさや孤独に共感。彼女の心が少しずつ救われていくのと一緒に、読み手の自分の心も少しずつ軽くなっていく感覚があったよ。気づいたら自然と涙があふれていて、読み終わるころには心がデトックスされたみたいにスッキリしてた。「生きるのしんどいな」「毎日なんか疲れたな…」って感じている子には、ぜひ読んでみてほしい一冊。読み終えたあと、きっと心が軽くなってるはず!

数学が苦手だった高校時代の自分に真っ先に贈りたかった一冊『世にも美しき数学者たちの日常』/二宮敦人

『世にも美しき数学者たちの日常』二宮敦人著/幻冬舎文庫

Q.どんな作品か教えて!

これを読むと、「数学=計算」みたいなイメージがガラリと変わります。難しい数式は一切ナシ。ちょっと風変わりで魅力的な数学者たちの日常をのぞいてみませんか?

Q.高校生へのおすすめポイントは?

天才的な数学者たちや数学マニアたちが、何に心を動かされ、どう生きているかを描く本書からは、「好きなことをトコトン突き詰めるカッコよさ」や「型にハマらない爽快感」が伝わってきます。勉強や進路について考えすぎてしまっている人なら、一度頭をフラットにリセットできると思うよ。数学が苦手だった高校時代の自分に真っ先に贈りたかった一冊!「こうしなきゃ」という型から離れて、もっと自由に未来のことを考えてみる機会になるかも。

本好きHIROKOからは欲張って2冊ご紹介☆『小学生でもわかる世界史』/ぴよぴーよ速報&『ヘンタイ美術館』/山田 五郎、こやま 淳子

山田五郎 著/こやま 淳子 著『ヘンタイ美術館』ダイヤモンド社 刊
『小学生でもわかる世界史』/ぴよぴーよ速報/朝日新聞出版

Q.どんな作品か教えて!

その1!まず1冊目は、YouTubeチャンネル『ぴよぴーよ速報』の書籍。古代~近代まで、世界史のおおまかな流れを、ぴよぴーよの独特な言い回しでわかりやすく解説してくれているよ。

そして2冊目!名前からして気になっちゃう『ヘンタイ美術館』は西洋美術に興味がない、まったく知識がない、でもちょっとネタとして知っておきたいな…という方のための「入門書」的書籍です。ルネサンス~近代にかけてのヨーロッパの著名画家の作品と人物像を裏話的におもしろおかしく学べちゃう!

Q.1冊目『小学生でもわかる世界史』、高校生へのおすすめポイントは?

各地域の歴史がどうつながっていくか追えない、大枠が覚えられない…など、世界史の勉強に苦手意識をもっているみんなが笑いながら読み進められる一冊。文章も「何かすんごいことが起きて」「とりあえずドカーンってなって」のような表現を交えつつ、ゆるく皮肉な言い回しで、みんなの「よくわからん、イラっとする…」に寄り添ってくれるテイストになってます。
最初から全部読む…という本ではなく、好きな時代から読んでも、全部読み切らなくてもOK!文字がそこまで詰め込まれておらず、さらっと読めてしまうのがオススメポイント。意外にこういう本のほうが、歴史の流れが頭に入ってくるかも?

Q.2冊目『ヘンタイ美術館』、高校生へのおすすめポイントは?

図書館でジャケ借りして大当たりだった一冊。ちょっときわどい(!?)絵画もありますが、すべて画家の人となりを説明するのには欠かせないものです。あの天才画家が、こんなにビジネスにたけてた、極度の人見知りこじらせてた、とにかく人の言うこと聞かないしょうもないヤツだった…などなど、山田五郎さんの毒づいた解説が笑いを誘います。
これで絵画の前知識を積んで、いつかヨーロッパの美術館をハシゴする機会に想いを馳せてみてください!!(私はこれでカラヴァッジオという画家が好きになりました)


以上、スタサプ編集部員が高校生の今!読んでほしい本特集でした~!!
本を読む時間って、何だか心がふっと軽くなったり、明日へのパワーをもらえたりするよね。
今回紹介した本でもいいし、早速図書館や本屋さんに行って探すもよし!みんなにとっての"お守り"になってくれる本に出合えますように☆

では来月もお楽しみに~☆みんなの夏休み明けからのどんより気分を吹き飛ばすような記事をお届けするので待っててね!

今月も夏休み中に読んでくれてありがとね!!スタサプ部屋でこんな企画やってほしい!ってのがあれば、スタサプ公式LINEから配信される読者アンケートで教えてね~☆

取材・文・構成/大木理恵子(編集部) 撮影/沼尻淳子
【みんなのコメント待ってます~!】

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